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健康・医療・医薬アーカイブ

0001-01-01

このカテゴリーには健康や医療などに関する話題をあつめています. 上位のカテゴリーは生活です.

なお,このページは健康・医療アーカイブ のページの先頭に表示されるように,意図的に投稿日時を 0001-01-01 00:00:00 としてあります (実際の投稿日時は 2011-03-26 14:43:26 です).

おもくなるのをさけるためにアーカイブのページには写真がはいらないようにしていますが,個別ページにある写真をここに引用しておきます.

2008-05-06

この本は著者の花粉症との想像を絶するたたかいの記述からはじまる. さいわい私はそれほどひどい花粉症ではないので,これはひとごとなのだが,著者とおなじくらいくるしんでいるひとにとってはヒントがえられるだろう. 後続の章では花粉症に関する俗説や花粉症がまちがった政策からうみだされたことなどがのべられていく. 私自身もこれまでえていたまちがった知識をただすことができた. ただしい知識をえることが今後の花粉症対策にむかうための世論形成にやくだつだろう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 花粉症は環境問題である@ [bk1]花粉症は環境問題である@Amazon.co.jp

つづく…

2008-11-14

医者や医療関係者に罵詈雑言をあびせたり特定の治療法を強迫したりする患者つまりモンスター・ペイシェントがこの本のタイトルになっている. しかし,この本がカバーしている範囲はそれにとどまらず,ちょっとしたミスで医者が逮捕されるようになってリスクのたかい検査や治療をさける傾向がでてきていること,医者が信じられずに病院を転々とする患者,医者の過酷な労働など,さまざまな問題がとりあげられている.

医療制度改革に関しては,新自由主義的な改革によってイギリスやアメリカの医療が悲惨な状態になっていること,日本でも小泉改革によって上記のような危機的な状況がもたらされたという. このまま 「小さな政府」 や民営化の政策がつづけられると事態はどんどん悪化していくと著者は主張している. 医療再生のための提案もしているが,十分な内容だとはおもえない.

解決への道はとおいようにおもえるが,意外なことに著者は 「光はうっすら見えています」 と書いている. まず,おおくのひとが実態を理解し,解決にむけた努力をかさねることが必要だろう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: モンスター・ペイシェント@ [bk1]モンスター・ペイシェント@Amazon.co.jp

つづく…

2008-11-27

「メタボ」 をキーワードとして検索すると,メタボリック症候群の存在を当然の前提としている本がおおいことがわかる. そのなかで,この本は 「メタボ」 基準に根拠がないことを批判し,「メタボ旋風」 にのせられるとかえって病気になる危険さえあることを警告している.

著者は末尾でカステルの議論を引用しながら,現代においては健康管理も個人にまかされていた 「規律訓練」 から人々を全体として管理する 「ポスト規律訓練」 に移行していると指摘する. それは,いたるところに監視カメラが設置される監視社会への移行にもつながっているといえるのだろう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 「脱メタボ」に騙されるな@ [bk1]「脱メタボ」に騙されるな@Amazon.co.jp

つづく…

2008-12-01

日本では,医師も教師も 「先生」 とよばれてきた. それは,これらの職業についたひとびとが尊敬されてきたからにほかならない. 「先生」 とよばれていることはいまでもかわらないが,その意味はすっかり,かるくなってしまった. 「先生」 の意味をもう一度,かんがえなおすべきなのではないだろうか? 医療や教育のさまざまな問題を解決するひとつのキーがここにあるとおもう.

つづく…

2008-12-03

薬事法施行規則の改正によって,かぜぐすりなどの医薬品のネット販売が禁止されようとしている. 私も花粉症のくすりなどをネットで買ったことがあるので,ひとごとではない. すでに楽天のネット署名サイトで署名した. ネット販売は対面販売でないために適切な説明がなされず危険だという理由によって禁止されようとしているのだが,それは販売ページに適切な警告の表示を義務づければよいことではないだろうか.

つづく…

2009-01-09

本書は厚生労働省が無理に医師をへらし,製薬会社や医療機器の会社には手厚く医師や病院にはきびしい政策を撮っていることを批判している. すこし意外だったのは,「医療を軽視する日本政府のあり方は,明治維新で決定的に」 なり,現在,崩壊の危機のなかにある国民皆保険制度の導入時から医療崩壊がはじまっているという指摘である. それでは日本にどういう制度をきずけばよいのか? この本のなかには解をみいだすことはできない.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 誰が日本の医療を殺すのか@ [bk1]誰が日本の医療を殺すのか@Amazon.co.jp

つづく…

2009-01-22

こういう話題をよみたくないひとは,とばしてください.

つづく…

便秘で痔を悪化させない方法」 について書いたついでに,ずっと以前に経験したヒサヤ大黒堂のくすりと治療システムについて書くことにします.

つづく…

2009-02-13

イギリスの事情にくわしい著者が,おもにサッチャーからブレアまでの時代のイギリスの福祉政策や医療制度などについて書いている. 「ゆりかごから墓場まで」 といわれた福祉国家イギリスだが,サッチャーの時代に 「聖域なき構造改革」 がおこなわれて,経済は活性化したが医療制度はズタズタにされた. それを修復するはずのブレアも失策をおかしているという. しかし,そういうサッチャーでも無料の医療制度 NHS まではこわせなかったという.

こういうイギリスの現状をもとにして,著者は日本の現状も検討している. いくつかの提案はあるが,決め手はなく,歯切れはよくない.やはり日本は日本独自の道をさがすしかないということだろう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: カリスマ編集者の「読む技術」@ [bk1]カリスマ編集者の「読む技術」@Amazon.co.jp

つづく…

2009-05-16

厚生労働省による医薬品ネット販売規制は一部が延期されたものの,ネットで継続的に購入していない医薬品については 6 月から買うことができなくなるという. 私はこれまで不定期にネット販売を利用してきたので,影響をうける. そのため,反対意見をパブリック・コメントとして投稿した. 以下はその内容である.

つづく…

毎年,春になると軽症だが花粉症にかかる. 症状をみながら,くすりをのんでいる. いろいろなくすりがあるが,比較的おおいのは 1 日 3 回のむべき錠剤と,1 日 2 回のむべきカプセルである. しかし,私は 1 日 2 回錠剤をのむようにしている.

つづく…

2009-05-20

日本の学者はちょっとしたことで学会発表を中止するというので,海外では不思議がられていると朝日新聞が報じている. 私自身は 9.11 の直後にオーストラリアでのポスター発表をキャンセルしなければならなかったが,このときはテロの危険があるとほんとうに信じられていた. ところが,今回は弱毒性とわかっている新型インフルエンザのために,またしても AICT 2009 という学会でのオーラル発表をキャンセルせざるをえなくなってしまった. 自分自身はキャンセルするべきでないとおもっているにもかかわらず,キャンセルしなければならないのは,もどかしい.

つづく…

2009-05-21

新型インフルエンザのために,いまマスクの入手がひどく困難になっているようだが,わが家では幸か不幸か,ひと箱のサージカルマスク (手術用マスク) を買っていた. そのマスクをいま私はためしに毎日つかってみている. それによって,汗によわいという不織布のマスクの問題点もわかってきた. 汗対策として綿を使用したサージカルマスクもあることがわかったが,通常のものにくらべるとはるかに高価だ.

つづく…

2009-05-22

汗によわいというサージカルマスクの弱点を解消するコットン製マスク ― 夏の新型インフルエンザ対策」 という項目にも書いたように,最近,新型インフルエンザのための予行演習として,通勤時にマスクをし,手洗いなどを励行してみている. それでわかったことのひとつは,ウィルスをふせぐのはかんがえていたよりむずかしいということだ.

つづく…

2009-08-24

後期高齢者医療制度は小泉政権下でつくられたはずなのに,いまになっておおさわぎしている. どうしてそういうことになったのか,本書はそのいきさつをあきらかにしている. 重大な制度改革なのだからちゃんと国民的な議論をするべきなのに,しなかった. そのツケをいま自民党ははらわなければならないということなのだろう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 後期高齢者医療制度@ [bk1]後期高齢者医療制度@Amazon.co.jp

つづく…

2010-02-13

会社にかようのに,以前はバスで中野駅までいって,そこから電車をつかっていた. 1 年ほどまえから,バスで中野駅にいくかわりに,地下鉄の新中野駅まであるいて,荻窪経由でかようようにした. 新中野まで,はやあし (たぶん 6 km / 時 くらい) であるいて 15 分くらいだ. 最寄駅は中野新橋だが,新中野にいくほうが時間は節約できる.

こうすることで,本がよめる時間はすこしへったが,通勤時間はほとんどかわらずに,すこし運動ができるようになった. 昨年までは,ふゆになると土曜日には下半身がひえて下痢をすることがしばしばあったが,ことしはそういうことがほとんどない. 運動することの効果がここにあらわれているのかもしれない.

つづく…

2010-11-22

著者は歯科医と歯科技工士だが,同業者に疑問の目をむけている. とくに,インプラントの危険をするどく指摘している. 歯をうしなったとき,どういう治療をするべきか,あるいは,うけるべきかがテーマだ.

しかし,いささか疑問におもうのは,著者が 「歯が最終的に抜ける大きな原因は,歯周病やムシ歯」 とみとめながら,それを防止する方法については書かずに 「歯にも寿命があります」 とか,「50 歳を過ぎたら徐々に歯は抜けていくもの」 とか書いていることだ. まず歯が抜けるのを予防するのが第 1 だろう. それについて書いてないのは疑問だ.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 歯医者の言いなりになるな!@ [bk1] 歯医者の言いなりになるな!@Amazon.co.jp

つづく…

2011-01-28

カリブ海のちいさな島 St. Maarten (セント・マーティン,シント・マーテン) に学会発表のためにきている. ここでもインフルエンザがはやっているという. 学会主催者は,よく手をあらうようにと,くどいくらいいっていた. 東京ほどひとがあつまる場所がないので,感染の危険もすくないだろう. しかし,もちろん注意したほうがよいことはまちがいない.

関連項目:

2011-01-30

カリブ海のちいさな島 St. Maarten (セント・マーティン,シント・マーテン) に学会発表のためにきた. そこで経験したことを項目にわけて書いた. この項目はそれらのまとめだ.

つづく…

2011-03-07

目からウロコ! というほど,おどろきの内容ではない. 健康に関心のあるひとなら知っていることがおおいだろう. しかし,知らないこともあるだろうから、復習のような意味で読んでみる価値はあるだろう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 健康常識にダマされるな!@ [bk1]健康常識にダマされるな!@Amazon.co.jp

つづく…

2011-03-08

「疲れない体」 をつくるには,なにを食べ,なにをすればよいか,などが書いてある. もちろん,いろいろな専門家の意見をまとめて書いたのだろうが,なぜ食べるとよいのか,なぜするとよいのか,その根拠がほとんど書いてない. また,それをいったのが誰なのかもまったく書いてない. 矛盾する話も書いてある.

結局はなにを食べ,なにをするかは読者しだいなのはたしかだが,そうはいっても,もうすこし根拠を書くべきだろう. これでは,どうしたらよいのか,わからない.

評価: ★☆☆☆☆

関連リンク: 男40代からの「疲れない体」のつくり方@ [bk1]男40代からの「疲れない体」のつくり方@Amazon.co.jp

つづく…

2011-05-10

臨界事故がどんな悲惨な患者をつくりだすかをえがいている. 中性子線被曝というきわめてまれな症例の記録として価値ある本であると同時に,事故をまねいた JCO の責任をするどく追求している本だといえるだろう.

末尾の解説ではチェルノブイリ原発事故もとりあげられている. 原発のこわさという点はどちらの事故も共通しているが,さまざまなちがいがあることも認識するべきだろう. それをあいまいにしたままの議論には疑問を感じる. 治療にあたった前川医師を中心とする原子力安全委員会がまとめた報告書のなかで,被曝治療の体制づくりが重要だと指摘しているという. しかし,ほとんど発生したことがない中性子線被曝のためにおおきなコストをかけるのは,はたして妥当なことだろうか? それはいま福島で発生の可能性がある放射性物質の崩壊による被曝とはまったくちがっている.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 朽ちていった命@ [bk1] 朽ちていった命@Amazon.co.jp

つづく…

2011-08-08

放射線ホルミシスつまり低量の放射線をあびるとかえって健康になるという研究についての本のなかのひとつだ. 放射線ホルミシスの本はあやしげな出版社 (失礼!) からしか出版されていないが,その効果をみとめる科学的な研究がおこなわれている. この本はその効果についてやや断定的ではあるものの,ていねいに議論しようとしている. けっしていかがわしい内容ではなく,学会などで報告された結果を客観的につたえようとしている.

ところが,ほかの本でもあるのだが,わずか 100 ページくらいのこの本の後半はマイナスイオンの話だ. なぜこのようないかがわしい話題をあわせて本にする必要があるのか,しかも本の案内や帯などにはまったく書いてない内容を書く必要があるのか,まったく理解できない. したがって,この本の前半は★★★★だが,後半は★なので,平均すると★★★の評価しかできない. 残念だ.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 放射線ホルミシスの話@ [bk1] 放射線ホルミシスの話@Amazon.co.jp

つづく…

放射線ホルミシスつまり低量の放射線をあびるとかえって健康になるという研究についての本のなかのひとつだ. 前半は放射性のあるラドン温泉や放射線ホルミシスの専門家への取材などにもとづいて書かれているので,放射線ホルミシスについて知ることができる. しかし,ことの真偽にあまり気にして書かれてはいない.

3 章からは 「ホルミシス寝具」 やマイナスイオンについて書かれていて,放射線ホルミシスとは関係がないし,前半に書いてあることよりずっとあやしい. エセ健康法のひとつといってよいだろう.

評価: ★☆☆☆☆

関連リンク: 放射線ホルミシスが体にいい!@ [bk1] 放射線ホルミシスが体にいい!@Amazon.co.jp

つづく…

2011-11-20

ひとの腸の話だけではなく,肝臓,胃などのほかの臓器はもちろん,実験動物としてのマウスからエリマキトカゲ,ナマコなど,いろいろな話がつぎからつぎへ登場して,あきさせない. 生活習慣病の話もいろいろ書いてあるが,メタボリック・シンドロームによっておこること,それを防止するための食事,長寿のための 2 つの食事法などについても書いている. どこがやくにたつかは,ひとによってちがうだろうが,いずれにしても読んで損はないだろう.

評価: ★★★★☆

関連リンク: 腸! いい話@ [bk1]腸! いい話@Amazon.co.jp

つづく…

2012-05-05

著者によれば 9 割の病気は医者にかからず自分でなおせる 「ウソの病気」 だという. いまの医療制度ではホントの病気もウソの病気もおなじようにあつかっているから,いろいろの問題が発生するという. 100% 賛成できるわけではないが,おおくのひとが同意できる部分があるのではないだろうか.

制度改革は個人ではできないが,個人でできることもいろいろ書いてある. ウソの病気をみわけて自分でなおすこと,自分でなおすために必要な自己治癒力の強化のしかた,医者のいいなりになって不健康になることがあること,病気にならないためにストレスをなくすことなどだ. 自分の健康と医療制度の問題を理解するのにやくだつ本だ.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 9割の病気は病気ではない@ [bk1]9割の病気は病気ではない@Amazon.co.jp

つづく…

2012-05-06

うすい本のなかで,国民健康保険の制度,現状,課題などをまとめている. しかし,制度はともかくとして,現状や課題の把握はよわい. たとえば,保険料不払いの問題に関しては 市町村国保担当者に取材して,そのいいぶんである 「2 割は悪質な保険料滞納者」 ということをそのまま書いているが,不公平感など,そこにある問題にふれないまま 「悪質」 と書くのはいかがなものか. 課題の解決は容易であるかのように書いているが,年金と同様に積み立てられた保険料の目減り問題もあるだろうし (時事通信社の健康保険組合での問題が顕在化しているが,他にもたぶんあるだろう),さまざまな問題がこの本ではあつかわれないままになっている.

評価: ★★☆☆☆

関連リンク: 国民健康保険@ [bk1]国民健康保険@Amazon.co.jp

つづく…

「医療保険」 がタイトルにふくまれる本のおおくは民間保険だけをあつかっている. そのなかで,この本は公的な保険と民間保険をあわせてあつかっている. しかし,これで 「なんでも」 わかるのかというと,全然そうではない. 保険にはいるかどうか,あるいは健康保険についてかんがえるときでも,それにほんとうに利点があるのかどうかをかんがえる必要があるだろう. 健康保険がかかえる問題点や,民間保険にはいる場合とはいらない場合との比較などが書かれていなければ 「なんでも」 わかるとはいえないだろう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 医療保険のことがなんでもわかる本@ [bk1]医療保険のことがなんでもわかる本@Amazon.co.jp

つづく…

2012-05-12

冒頭で 「数 10 人診ると 1 日に同じ説明を繰り返すことは日常茶飯事」 と書いている. 患者が本を読んでその内容をあらかじめ理解していれば,説明しなくてもよいということだろう. しかし,そもそも医者にかからなくてすむ患者がへらせるかどうかが問題なのではないだろうか.

よくある 9 割の病気のなかでも医者にかからなくてよいものと,かかる必要があるものとがあるはずだが,それはこの本のなかであまりくべつされていない. それなら,家庭医学事典のほうがやくにたつだろう. やってきた患者に対しては,1 日に何度くりかえそうとも,ていねいに説明する必要があるだろう. だから,よくある病気についてよくまとめられた本だとはおもうが,効果には疑問がある.

評価: ★★☆☆☆

関連リンク: 9割がよくある病気@ [bk1]9割がよくある病気@Amazon.co.jp

つづく…

2012-05-21

著者は中国が中国医学を国際標準にしようとしていることをはじめ,漢方にせまるいくつかの危機を感じている. 危機といえば明治になって漢方が西洋医学のかげに追いやられてしまったことが一番の危機だったのだろうが,それでも西洋医学にとりいれられることでいきのびてきたことが書かれている. それが日本における漢方の特徴にもなっているが,弱体化されたことは否定できないだろう.

中国医学には漢方にない弱点があることもたしかだろうが,この本に引用されている文献が中国の 1800 年以上まえの文献であることからしても,中国には勝てないようにおもえる. 著者も 「東アジアの医療が世界に貢献すること」 がおおきな目的だと書いているが,中国や韓国と対立するよりは,協力するなかで日本の漢方の立ち位置を確立していくことが必要なのだろうとおもえる.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 日本人が知らない漢方の力@ honto日本人が知らない漢方の力@Amazon.co.jp

つづく…

2012-05-28

著者は,もともとは西洋医学をおさめた医師だが,現在では日本ではめずらしい,漢方とはちがう中国医学の専門医のようだ. 国立がんセンターに勤務していたこともあるということだが,西洋医学によるがんの治療には批判的なようだ. しかし,基本的には西洋医学と東洋医学とが共存していくのがよいとかんがえているようだ. この本には中国医学のたちばから,病気や健康に対するかんがえかたや,さまざまな症状に対する治療法がかかれている. エキスの抽出にこだわる漢方への疑問も書かれている. 現在,中国でおこなわれている医療との関係はわからないが,こういうひとが中国医学と西洋医学,そして漢方をつないでいけるとよいとおもう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 中国医学の健康術@Amazon.co.jp

つづく…

2012-07-15

101 ものことが書いてあれば,すべてはできない. また,たぶん全部やったらやりすぎで,うまくいかない (ボケる ?!) だろう. 読んで気にいったことだけやればいいのだとおもう. 101 も書いてあれば,気にいることはきっとみつかるだろう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 100歳までボケない@Amazon.co.jp

つづく…

2012-07-23

生きがいをみいだせるような具体的なことについて書いているわけではないが,どうすれば生きがいを感じられるようになるか,どうやって生きがいをみいだせばよいか,などの問いにこたえてくれる本だとおもう. 60 歳をすぎてからあらたな研究をはじめて,72 歳で 「老いの泉」 という大著を書いたベティ・フリーダンの話がおおきくあつかわれている. また,チクセントミハイの 「フロー」 が老いの生きがいとむすびつけられている. ほかにもいろいろ,生きがいをみいだすためのこころがまえにかかわる話がとりあげられている. 老人だけでなく,もっとわかいひとにもうったえかけるちからのある本だとおもう.

評価: ★★★★☆

関連リンク: 老いの生きがい学@Amazon.co.jp

つづく…

2012-07-28

「親を長生きさせる」 というが,その親というのは何歳くらいをかんがえているのだろう. それによって,やるべきことはずいぶんちがってくるのではないだろうか? 「コラム」 に登場するのが 30 〜 40 歳のひとであることからすると,親は 70 代くらいをかんがえているようでもあるが,よくわからない. そういうわけで,この本に書いてあることは具体的な 「親」 のイメージにむすびついていない.

電動歯ブラシをおくるとか,エスプレッソ・マシンをおくるとかいうことが書いてあるが,おくったものはほんとうにつかってもらえるのだろうか? この本を読んで安易に親孝行をこころみても,自己満足におわる可能性がたかいだろう.

評価: ★☆☆☆☆

関連リンク: 親を長生きさせる 31 のこと@Amazon.co.jp

つづく…

歳をとった親が自分だけでは管理できなくなった,あるいはもともと気にしていない健康に関する注意点をこどもがケアしようという趣旨だ. 2 〜 4 章は客観的な観察や計測にもとづいて親の生活を改善しようという提案だ. 5 章は著者の最近の本にもあるもっと 「おせっかい」 な内容だ. 友人をつくらせたり旧友にあわせたり,パソコンや電気製品をつかわせたり,などなど. この本では年齢など比較的具体的な設定をあたえているので,自分の親にあてはめていいかどうか,ある程度判断できるだろう. 親になにをすればよいか,ヒントをあたえてくれるかもしれない.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 親を元気に@Amazon.co.jp

つづく…

2012-07-31

高齢者の 「いきがい」 に関する本はすくなくないが,趣味的な内容のものがおおい. そのなかで,この本はボランティアや高齢者だけの会社など,社会に貢献する内容の具体例が多数とりあげられている. 社会に貢献できれば,それだけいきがいとしてつよいものになるだろう. そこまでできないひとのためには,講座などでまなぶ・おしえるという内容もある. なかには 90 歳で仕事をしている例もあげられているが,おおくは 70 代だ. もうすこし高齢のひとにできることはなにかということも知りたい.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: いきいきシニアライフ@Amazon.co.jp

つづく…

2012-11-01

著者は大学医学部教授でありながら,現代の西洋医学を否定するような内容を書いている. 医師を信じて治療をつづけながらも健康を回復できないひとに,もっとべつの道があることを示してくれる.

著者が主張していることは決して非常識なことではない. それぞれの主張内容は,ストレスをなくすこと,からだをあたためること,くすりにたよりすぎないことなど,もっともなことだ. しかし,それを全部あつめると,現代医学にするどく,きりかかってくる.

評価: ★★★★☆

関連リンク: 免疫革命@Amazon.co.jp

つづく…

私はあまり医者にかからないのだが,ことしは何回かかかってしまった. 一度は右手親指の関節がうごきにくくなり,無理にうごかして痛くなったときだ. もう一度は左足親指の間接が痛くなって,痛風をうたがったときだ. どちらも 2 種類ばかりのくすりをくれたが,まだ効果があるかどうかわかっていない尿酸をへらすくすり以外はほとんどやくにたたないものだった.

つづく…

2012-11-02

手芸と電子回路をくみあわせて,ひとや環境に反応してひかったり,うごいたりする作品をつくっている. 3 つの章からなっていて,イントロダクション,「テクノ」 とはいえない入門作品のつくりかた,そして 3 章が本命の,Arduino などをつかった作品のつくりかたを紹介している.

ところが,なぜか 2 章までがカラー印刷されていて,3 章は 2 色印刷だ. 作品そのものはそれなりにおもしろいが,完成品の写真は本の最初の部分をみる必要がある. その写真もあまり魅力的にはうつっていない. もっとテクノ手芸のおもしろさをひきだしてもらいたいものだ.

評価: ★★☆☆☆

関連リンク: テクノ手芸@Amazon.co.jp

つづく…

2012-11-29

著者は病気の治療を医者にまかせるのはまちがいであり,患者が病院や医者をえらび,医者のアドバイスにしたがって治療を自主的に選択するのが重要だという. 医者である著者にとっては,それをしないでおいて医者の責任を追及されたら,かなわないということだ.

医者には専門があり,それ以外はよくわからないのが普通だから,患者が医者の専門をみわけることが重要だという. だから,そのための方法が書かれている. すべての患者がそんなにかしこくはなれないだろうが,医者にかかったのに病気がわからず命をちぢめるようなことにならないためには,かしこく医療をうけるためにこの本を読むのがよいだろう.

評価: ★★★★☆

関連リンク: 「名医」のウソ@Amazon.co.jp

つづく…

2012-12-01

基本的にはミトコンドリアの研究を一般向けに紹介した本だが,生活習慣病やガンや遺伝性の病気との関係,老年病や老化との関係,人類や生命の進化との関係など,一般人が興味をもつさまざまな分野に話題をひろげている. ミトコンドリアについても健康や病気についてもあやしげな知識をふりまく本が多々あるなかで,この本は正確さをうしなわずにしかもいろいろなことが想像できるように書かれたすぐれた本だといえるだろう.

評価: ★★★★★

関連リンク: ミトコンドリアのちから@Amazon.co.jp

つづく…

2012-12-20

ストレスをなくすにはいろいろな方法があるはずだが,この本の 2/3 以上の部分は食事や栄養の話だ. いろいろ書いてあるが,それがなぜ腸によいのかは,かならずしもわからないままだ. 食事・栄養以外では瞑想や環境のととのえかたなどについても書いている. いずれにしても,医者が書いた本ではあるが根拠があまりはっきりしないから,民間療法とあまり差はないだろう.

評価: ★★☆☆☆

関連リンク: 腸ストレス@Amazon.co.jp

つづく…

2013-01-13

疲れやすいひとに,さまざまな疲労症状ごとに対策をしめしている. 「デトックス」 つまり毒素を排出することで健康になるというかんがえかたにもとづいて系統的に書かれている. しかし,毒素とはなにか (毒素という一つのことばでよべるものなのか?),この本に書いてある方法でなぜそれが排出されるのかということは書いてない. つまり,科学的な根拠はまったくないので,信じることができない.

評価: ★★☆☆☆

関連リンク: 疲れないカラダの作り方@Amazon.co.jp

つづく…

2013-06-14

「DNA 医学の最先端」 が主要なタイトルであるようにみえるが,著者の研究テーマは 「自分の細胞で病気を治す」 ことにある. 免疫や病気やがん治療などについてひろく書きつつ,最後は 「自分の細胞」 の話になる. その実験に関して学会などが課す倫理的な制約も議論されている.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: DNA医学の最先端@Amazon.co.jp

つづく…

2013-11-17

11 月 14 日の NHK 「クローズアップ現代」 では,最近,不正選挙などで注目をあつめている徳洲会をとりあげていた. 不正の実態を分析するだけでなく,医療改革をすすめてきた徳田虎雄がなぜ政治にかかわり,なりふりかまわぬ選挙をしてきたのか,納得のいく説明をしていた. 巨大な敵である医師会とのたたかいの手段がこういう選挙しかなかったということだ.

つづく…

2014-02-22

「糖化」 による害やその防止策をわかりやすく説明している. 食後の血糖値の変化などはグラフで表示されている. 「糖化」 に関する本のなかにはそれをふせぐこと一点ばりの本もあるが,この本では現実的なやりかたでバランスをとって防止することをすすめているところがよい.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 「糖化」を防げ@Amazon.co.jp

つづく…

2014-03-13

処方されたくすりについてしらべるためのカタログ的な本はたくさんあるが,くすりについて一般むけに書かれた解説書はほかにほとんどないようだ. くすりはどう作用するのか,くすりについてなにに気をつけたらよいのか,薬剤師はなにをしているのかなどについてわかりやすく書かれたこの本は貴重だ.

評価: ★★★★☆

関連リンク: 薬剤師しか知らない薬の真実@Amazon.co.jp

つづく…

2015-07-24

しじみをたべていて,最近サプリメントの広告をよくみることをおもいだした. 「オルチニン」 と書いてあったようにおもって検索してみると,ただしくは 「オルニチン」 だということがわかった. 弱小なサプリ・メーカだけでなく,協和発酵のページらしきところ でも,くりかえし「オルチニン」と書いている. 協和発酵には Web の質問フォームでしらせておいた.

つづく…

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