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生活:健康・医療・医薬, 書評:生活

痛風・高尿酸血症の章だけで買う価値がある ― 赤池昭紀 (編集), 伊藤貞嘉 (編集), 上野和行 (編集),「循環器/腎・泌尿器/代謝/内分泌 (臨床薬学テキストシリーズ)」

痛風に関して検索していて,この本の痛風・高尿酸血症に関する章がサンプルとして出版社サイトにあるのをみつけた. 痛風に関してはこれまでも Web 上で,内科医・外科医から,その他いろいろ見聞きしてきたが,この本 (章) には今まで知らなかったさまざまなことが書いてある. 高尿酸血症などに関する最近の分類 (私はどれにあたるか不問のまま治療をうけてきた) や,欧米では無症状時の薬物治療に否定的であること,クエン酸による尿のアルカリ化が有効な場合があること (しかしこの本にもその説明はない),アルコールは痛風につながるが「ワインでは影響はない」と記述されているなどなど. 薬学や医学に関係ない私でも (サンプルは印刷できないので) この章だけでこの本を買う価値があるとおもって買い,マーカーで線をひきまくった. 医学の本にはべらぼうに高価なものが多いが,薬学の教科書なので (?) 安い.

評価: ★★★★☆

関連リンク: 循環器/腎・泌尿器/代謝/内分泌 (臨床薬学テキストシリーズ)

注記: Amazon.co.jp書評に投稿しています.

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