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生活:健康・医療・医薬, 社会・経済:新型コロナウィルス

Quarantine を Google で訳すと奇妙な訳が…

新型コロナに関して quarantine ということばがよくつかわれる. 「隔離」という意味のはずだが,Google に訳させると「検疫」という訳になった. ネットで最初にしらべたのは「巣ごもり」なのだが,これも "nesting" をはじめ,いろいろ珍奇な訳がでてくる. 鳥じゃないのだ!

「巣ごもり」はもともとは nesting の訳語だが,これは鳥に対してつかわれることばだ. 新型コロナでの人間の「巣ごもり」は nesting ではないだろう. それに対応する英語が "quarantine" なのではないだろうか? つぎのページなどでは "self-quarantine" ということばがつかわれているが,これが「巣ごもり」にちかいようにおもえる: Self-quarantining (staying at home) due to coronavirus. ただし,巣ごもりがコロナウィルスがちかくに感じられなくてもするものであるのに対して,self-quarantine は身近に新型コロナ患者がいる場合など,よりコロナウィルスがちかくにいるときにつかうことばのようだ. 最近つかわれている quarantine は検疫ではないし,隔離ともちがうだろう. 日本では「巣ごもり」ということばがつかわれるようになったが,これはロックダウンがおこなわれない日本における特有の現象なのだろうか?

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