インスタント・メッセージング (IM) においては相手の “プレゼンス” を知ることができます. このばあいの “プレゼンス” とは,相手がオンラインかどうかという 1 ビットのデジタルな情報です. オンラインであればメッセージをおくって,すぐに相手のコンピュータにメッセージを表示することができます. しかし,もともとプレゼンスということばは,人間やものの存在感とか臨場感とかいうアナログな情報をあらわすものです. 仮想現実 (virtual reality) においては,もっと本来の意味にちかい意味でこのことばがつかわれています. この分野の専門雑誌として MIT Press の 「Presence」 があって,興味ぶかい論文がいろいろ掲載されています. IM における “プレゼンス” は,それらとはあまりにおおきくちがうものです.
最近,私の母がカメラやリモコンに電池をいれてもうごかないといってきたことが何回かありました. みると,一部の電池の極性が逆になっています. これは,最近の電池のプラス極とマイナス極のくべつがつきにくくなっていることに原因があるとかんがえられます.
電車から駅におりたときなど,出口につながる階段とエスカレーターとがならんでいると,階段はあいているのにエスカレーターにはながい列ができていることがしばしばです. なぜこうまでしてエスカレーターにのりたがるのでしょうか? わたしには理解できません. しかも,エスカレーターをあるくことは危険で禁止されているということなのです (2007-10-31 追記).
ここ数年のあいだに,生活保護をうちきられて,ついには餓死にいたるという事件がときどき発生しています. 生活保護の予算が削減されていることが背景にありますが,はたしてそれだけの問題なのでしょうか? 「福祉」 というものの本質がみうしなわれた結果なのではないでしょうか?
これからは,としをとってもパソコンをつかうことが必要になるでしょう. 足腰がよわくなれば,ひとにあいにいくのはおっくうになります. そういうとき,メイリングリストなどによるやりとりがそれにかわっていくとおもえます. したがって,これからは高齢者でもつかいやすいパソコンを開発することが重要になるはずです. ここではマウスを中心にかんがえてみます. ただし,かならずしもマウスやその操作を改良することが目的なのではなくて,マウスというものじたい,あるいはデスクトップ・メタファーというものをみなおしたほうがよいかもしれません.
短距離の電車には確実にすわる方法がありません. そのために歳をとったひとのなかには電車にのりたくないというひとがでてきます. だからといって,かわりにタクシーにのれば料金はたかいし,CO2 をよけいにだします. これからの時代,短距離の電車にも “グリーン車” のようなものがあれば,こういう問題を解決することができるのではないでしょうか?
もともと日本の福祉はヨーロッパを規範としていました. しかし,1990 年代の不況から脱却するため,小泉政権下でいわばやむなく,よりアメリカにちかい政策がとられてきました. その甲斐あって景気はほぼ回復したわけですが,いまその 「大手術」 の後遺症になやまされているわけです. これから本格的な制度改革をめざさなければならないわけですが,そこでアメリカ型をめざすのか,ヨーロッパ型をめざすのかが問題だといわれてきました. しかし,最近の状況をみると,めざすべきはヨーロッパ型に独自のいろづけをした政策だということはあきらかなようにおもわれます.
「ヨーロッパ型にちかづけるべき日本の福祉政策」 という項目では,生活保護の予算が削減されるとともに自立可能なひとには自立をうながすという方針がたてられたことが原因で問題がおこっていることについて書きました. 生活保護をうけるひとはいわば競争社会の敗者ですが,公正な社会の実現のためには,すくなくとも敗者やその家族がいつまでも敗者の立場にあまんじなければならないことを避けなければなりません. そのためには 「機会の平等」 を確保する必要があります. ところが,現在,現場でおこっていることは 「機会の平等」 が確保されるまえに無理に自立をうながしているために,機会が不平等なまま,いつまでも底辺からぬけだせないでいるひとがおおいということだとおもえます.
私がこどものころは,ちかくの商店街にある店に電話して,商品をとどけてもらうことがよくありました. 米屋,酒屋などは商品がおもいので,そうしていました. しかし,最近はおもいものは生協など,もっととおくの店からの宅配を利用することがおおくなっています. そうなったひとつの理由は商店のうりあげがおちて配達のための店員をやとえなくなったことにあるとかんがえられます. 店ごとに配達のシステムがつくれないなら商店街全体で受注と配送のシステムをつくるなど,くふうの余地はあるのではないかとおもえます.
介護保険制度をまもるために,介護サービスのコストがおさえられ,採算をとるのがさらにむずかしくなっています. 介護サービスだけで採算をとるのでなく,ほかのサービスとくみあわせることで,収益を改善することはできないのでしょうか?
毎日新聞によると,携帯電話をつかって点字で 「会話」 する方法を盲学校元教員と筑波技術大の佐々木信之教授らの研究チームらが開発したということです (おなじニュースを WBS (ワールド・ビジネス・サテライト) でもやっていて,私はこちらでみました). この方法では携帯電話のテンキーのうちの 6 個を点字にみたてて使用するということですが,通常の点字とちがって 6 個を並列に入力することができないため,通信速度がひくいところに課題があるとおもいます. 複数のキーを一度におせるようにすれば,ずっと高速にコミュニケーションできるようになるはずです.