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クラウドコンピューティングアーカイブ

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このカテゴリーにはクラウドコンピューテイングに関する話題をあつめています. 上位のカテゴリーは Web とインターネット です.

なお,このページは クラウドコンピューテイング アーカイブ のページの先頭に表示されるように,意図的に投稿日時を 0001-01-01 00:00:00 としてあります (実際の投稿日時は2011-07-18 13:10:53 です).

2009-03-31

日本語のタイトルをみるとクラウド・コンピューティングの本だと誤解してしまうが,原題は “The Big Switch ― Rewriting the World, from Edison to Google” である. つまり,実際は Google, YouTube など,インターネット上での無償サービスを電力供給サービスと対比し,その可能性や危険を論じている. しかし,第 2 部のタイトルは “Living in the Cloud” であり,これらのインターネット・サービスのほうがいわゆるクラウド・コンピューティングよりもその名にふさわしく,未来をさししめしているのかもしれない.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: クラウド化する世界@ [bk1]クラウド化する世界@Amazon.co.jp

つづく…

2009-04-08

非専門家の目でクラウド・コンピューティングをみている. ソフトウェアのハードウェアからの分離 (アンバンドリング) やブロードバンド・ネットワークの普及によってパソコン上にソフトウェアがなくてもよくなってきたことからはじめて,iPhone などの話題もはさみながら,ゆっくりとクラウド・コンピューティングにちかづいていく.

しかし,クラウド・コンピューティングの特徴やユーティリティ・コンピューティングとの比較なども,ちゃんと書いてある. しかも,ユーティリティ・コンピューティングということばを 1961 年に提唱したのがジョン・マッカーシーだということまで書いてある. 専門家でないので不正確な記述もあるが,コンピュータ屋がわすれがちなことまで書いてあって,おもしろい.

評価: ★★★★☆

関連リンク: クラウド・コンピューティング@ [bk1]クラウド・コンピューティング@Amazon.co.jp

つづく…

2009-04-09

クラウド・コンピューティングをちゃんと定義し,グリッド・コンピューティングやユーティリティ・コンピューティングなどの類義語とのちがいを明確化するなどして,クラウド・コンピューティングというものがクリアにわかるようにしている. そして,グーグル,アマゾン,ヤフー,マイクロソフト,IBM などの企業がどういう戦略をもってそれにのぞんでいるかを分析している. しかしながら,内容は常識的であり,それ以上に注目するべき内容がふくまれているわけでないのも事実である.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: クラウドの衝撃@ [bk1]クラウドの衝撃@Amazon.co.jp

つづく…

2009-05-02

著者は (経営) コンサルタントであり,顧客である企業の身になって提案やプロジェクト管理をしてきた. そういう著者からみると現在の 「クラウド・コンピューティング」 のさわぎはシステムインテグレータなどが企業をふりまわしているようにみえる. 自社にとって真に必要なものはなにか,それをクラウド・コンピューティングによって実現できるのかをみきわめる必要がある.

そのため,著者はクラウド・コンピューティングとはなんなのか,1960 年代の TSS (タイム・シェアリング・システム) にまでさかのぼってみきわめようとする. また,クラウド・コンピューティングの技術を分析し,さまざまな仮想化との関係も論じている. しかし,一般の企業ユーザにはこうした技術を理解する必要はないということもいっている.

Google と Amazon についてはかなりのページをさいて分析しているが,ほかに SAP, Oracle, IBM, 日本の各キャリアなどの企業の動向も分析している. 「クラウド・コンピューティング」 が混乱した状況にある以上,かんたんな処方箋はない. こうしたさまざまな知識をえて総合的に判断することが経営者やコンサルタントなどには必要とされているのだろう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: クラウドコンピューティングの幻想@ [bk1]クラウドコンピューティングの幻想@Amazon.co.jp

つづく…

2009-06-14

最近,クラウド・コンピューティングということばが氾濫している. その意味もさだかではないが,すくなくともファイルや計算力 (computing power) がてもとで管理しているコンピュータにあるのではなくて 「あちら側」 で管理されているコンピュータにあることはまちがいない. これまでコンピュータをとりかえるたびに,実は保存するべきだったいくらかのファイルが散逸してしまったという経験をしている私としては,この点はぜひクラウド・コンピューティングに期待したい.

つづく…

2010-06-20

著者は経営者の立場にあって,「知のグローバリゼーション」,Web 2.0 やクラウド・コンピューティングへのながれを経験してきた. 「21 世紀の産業革命」 もアメリカからおこるなかで,日本は IT ではなく 「クール・ジャパン」,ガラパゴス文化を世界に発信していくのがよいという.

世間でいわれているいろいろなことをつなぎあわせた内容であり,著者独自のかんがえは希薄である. しいていえば,大衆文化が次世代をひらくというかんがえに独自性があるようにみえる. 著者は Twitter を評価し,「大衆自身がコンテンツを作り,公開することでウェブ空間に 「巨大知」 が形成され」 と書いている. しかし,Twitter が 「巨大知」 を形成できるメディアだとはおもえない. こういうひとの意見にしたがっているだけでは,日本はますます没落していくだろう.

評価: ★★☆☆☆

関連リンク: クラウド時代と〈クール革命〉@ [bk1] クラウド時代と〈クール革命〉@Amazon.co.jp

つづく…

2010-11-18

著者は Viaweb という Web 上のサービスをたちあげた 「ハッカー」 であり,この本のなかにも Viaweb がときどき登場してくる. 5 年間ねかしていた本だが,そのあいだに Viaweb のようなサービスには 「クラウド」 というなまえがつけられて,なじみのあるものになった.

話題はいろいろな方向にふれていく. なかには専門家でないとわかりにくい話もあるが,そうでなくてもたのしめる部分がおおいだろう. この本を読んで,本来の意味の 「ハッカー」 を理解してもらいたい.

評価: ★★★★☆

関連リンク: ハッカーと画家@ [bk1] ハッカーと画家@Amazon.co.jp

つづく…

2010-12-04

この本では 「デバイス」 とよばれている Kindle や iPad などについての本のおおくは,電子書籍や情報端末の表層的な紹介や比較にとどまっている. そのなかで,この本はそれらがもつもっとふかい意味を分析しようとしている.

この本の一番のエッセンスはインターネットの歴史において,自由でひらかれたインターネットをささえてきた 「パソコン=純インターネット生態系」 から,インターネットをとじた世界に分割する 「デバイス=クラウド生態系」 への移行がすすんでいくというところにある. 著者はそれがさらに 「インタークラウド」 というつぎの時代につながっているということまで書いている.

しかし,このような論旨がストレートなかたちで展開されず,また,一般の読者には解説なしではわからないであろう概念がいろいろ登場してくるため,読むのはかならずしも容易でない. しかしそれらが,著者がさまざまな本を読んでかんがえてきたことの結晶であることはまちがいないだろう. 論旨の展開や用語にはいろいろ疑問もあるが,じっくり読めば,いろいろ得ることがあるだろう.

評価: ★★★★☆

関連リンク: Kindleショック@ [bk1]Kindleショック@Amazon.co.jp

つづく…

2011-01-25

「リアルタイムウェブ」 というタイトルであり,実際にそれを紹介し,それが将来の方向だとさししめしている. しかし,著者がほんとうに書きたかったのは,ポスト・グーグルの Web はどうなるかということだったのではないか. リアルタイムウェブはそれに関するひとつのながれだが,すべてではないだろう.

これまでの Web つまり Web 2.0 というキーワードにかわるものとして,著者はクラウド・コンピューティングとソーシャル・メディアとをあげている. これらはかならずしもリアルタイムのものではない. リアルタイムと直接関係はないが将来の方向として重要なことが,この本にはほかにもいろいろ,ふくまれている.

そのことじたいは評価するべきだが,「リアルタイムウェブ」 というタイトルがあたえられたことで,それらに注目があつまりにくくなっていることに対しては,すこし減点が必要だろう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: リアルタイムウェブ@ [bk1]リアルタイムウェブ@Amazon.co.jp

つづく…

2011-08-02

この本に書かれた携帯電話などに関する状況は,いまではもうすっかりかわっている. しかし,クラウド・コンピューティングが登場するまでの歴史的背景などの記述はよく整理されていて,これからも読む価値があるだろう.

評価: ★★★★☆

関連リンク: クラウド・コンピューティング@ [bk1] クラウド・コンピューティング@Amazon.co.jp

2011-09-24

タイトルからするともっといろいろな話がでてきてよさそうだが,内容は Gmail のつかいかたに約半分のページをさいている. 会社づとめだと Gmail はつかいにくいのでつかっていないが,この本をもとにみなおしてみてもよいとおもう. メイルを分類したり捨てたりしなくなってひさしいが,メイルをパソコンにためていると,おそくてかなわないから…

評価: ★★★☆☆

関連リンク: クラウド・コンピューティング仕事術@ [bk1] クラウド・コンピューティング仕事術@Amazon.co.jp

つづく…

2012-02-17

Google が提供するさまざまなツールやエバーノート,スカイプ,フェースブックなどのツールを研究にどうやくだてることができるかが書かれている. この手の一部の本とはちがって,著者の経験にもとづいて,ほんとうにつかえるやりかたを書いているのだろうし,先端的なつかいかただといえるだろう.

しかし,これだけさまざまなツールをずっとつかいこなしていけるのだろうかという疑問も感じる. メールにふりまわされないために G メールをつかうことをすすめていて,それはおおくのひとがこころみていることでもある. しかし,メールにふりまわされるかどうかは,著者もところどころ書いているように,環境よりつかいかたの問題だから,環境によって問題が解決されるかのようなかきかたは適切でないだろう. また,論文管理のためのツールはむかしからあるが,あまり決定版といえるものはないから,ここで紹介されているメンデレイがものになるのかは疑問だ.

とはいえ,ここにはさまざまなヒントがあることはたしかだ.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: クラウド知的生産術@ [bk1]クラウド知的生産術@Amazon.co.jp

つづく…

2013-01-13

タイトルに 「スモールビジネス」 ということばがはいっているが,スモールビジネスにかぎらず有用な,パブリック・クラウドを利用した仕事でのコミュニケーションの技法が紹介されている. 大企業ならプライベート・クラウドがつかえたり,Gmail などは使用禁止になっていたりするからかもしれない. しかし,それほど特別なことが書いてあるわけでもない.

この本は行間がきっちりつまっていて,Kindle の設定ではかえられないので,よみにくい. この種の実用書では,読んだあとで目次から特定の項目がみられると便利だとおもうのだが,この本の目次にはリンクがはってないのでそれができない. というわけで,すこし★をへらした.

評価: ★★☆☆☆

関連リンク: スモールビジネス仕事術@Amazon.co.jp

つづく…

2013-07-05

「クラウド」 ということばがまだあたらしかった 2010 年に出版された本であり,それほどクラウドをつかいこんでいるようにはみえない. いろいろつかってみてはいるが,短期間だとすると,ほんとうにつかえる内容なのかどうか疑問だ.

評価: ★★☆☆☆

関連リンク: クラウド HACKS!@Amazon.co.jp

つづく…

2014-04-10

はなれた場所をつなぐ SDN (ソフトウェア定義ネットワーク) のための標準プロトコル NVGRE の本だ. とてもせまい範囲しかカバーされていないが,比較的はやい時期に出版されたことには意味があるだろう. 内容は実装中心だが,むしろそれ以前に NVGRE とならぶ STT などのプロトコルやなぜ NVGRE が登場したのかということを書いてほしかった. Windows Server の SDN 機能についての記述は読む価値があるだろう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: NVGRE@Amazon.co.jp

つづく…

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