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2012-08 アーカイブ

2012-08-01

地理・地域:東・南アジア, 観光・旅行・出張:海外旅行・出張

4 泊 5 日でベトナム (ヴェトナム) 南部の都市ホーチミン (サイゴン) に家族旅行をした. フライトは HIS で予約した中華航空 (China Airlines) であり,タイペイ経由だ. Booking.com で予約した Sherwood Residence Hotel というホテルの suite (スイート) にとまった. 2 ベッドルームのはずだったが,わりあてられたのは 3 ベッドルームのへやだった. 2 つあるバスルームのうちひとつがつかえないなどの問題点はあったが,フロントの対応などはよかった. 市内観光を中心にしたが,1 人 1,766,000 ドンでメコンデルタへのひがえり旅行もこころみた.

つづく…

地理・地域:東・南アジア, 観光・旅行・出張:海外旅行・出張

ベトナムのホーチミンへの家族旅行で,出発 1 時間前に成田空港についた. もうすこしはやくつくつもりだったが,のるはずだったスカイライナーになぜかおくれて (日暮里でののりつぎ時間は 7 分あったのだが,山手線がおくれたとき,それでは十分で なかったようだ)、ほぼ 1 時間前になった. カウンタはすでにがらがらになっていたので,手続きはすぐにできたが,それでも時間に 余裕がなかった.

つづく…

地理・地域:東・南アジア, 観光・旅行・出張:海外旅行・出張

ホーチミンへの家族旅行で中華航空をつかったが,その機内サービスはあまりよいとはいえない. 帰路はもっとましだったから,いつもどの機でもそんなにわるいわけではないのだろうが,サービスがわるいばあいがあるということだろう.

つづく…

地理・地域:東・南アジア, 観光・旅行・出張:海外旅行・出張

ホーチミンへの家族旅行で Sherwood Residence Hotel というホテルをつかった. 高校生になったこどももいるので,suite (スイート) を選択した. 2 ベッドルームのはずだったのが 3 ベッドルームのへやにとおされたが,初日はとりあえず 快適にすごすことができた.

つづく…

地理・地域:東・南アジア, 観光・旅行・出張:海外旅行・出張

ホーチミンへの家族旅行の初日,夕食前にホテルのまわりをひとりですこしあるきまわったところ,1 件のヴェトナム料理レストランが目にはいった. コロニアル風の建物であり,一見したところではそれほどやすっぽくもなく,またたかすぎる雰囲気でもない. そこで,家族 3 人でふたたびそこをおとずれて,夕食をとった.

つづく…

2012-08-02

観光・旅行・出張:海外旅行・出張

ホーチミンへの家族旅行の 2 日めにはホーチミン市内を観光した. ホテルにちかい戦争証跡博物館から,寺や教会,マーケットなどをあるきまわった.

つづく…

地理・地域:東・南アジア, 観光・旅行・出張:海外旅行・出張

旅行するとき,最新の流行を追うのでなければ、ガイドブックはすこしふるくてもよいとかんがえた. そのため,ホーチミンへの家族旅行にあたって,ガイドブックとしてベトナム全体に関する 2007 年の (「いい旅・街歩き」) と,ホーチミンだけに関する最新の (「地球の歩きかた aruco ホーチミン」) を買って,前者をおもにつかおうとした. ところが,この 5 年間くらいのあいだのホーチミンの変化はおおきくて,2007 年のはおもったようにつかえなかった.

つづく…

地理・地域:東・南アジア, 観光・旅行・出張:海外旅行・出張

海外旅行や出張の際におおきな問題になることのひとつは,現地の現金をどうやって調達するかということだ. いまではたいていの国ではキャッシュ・カードかクレジット・カードをつかって ATM からひきだすのが便利だ.

つづく…

2012-08-03

地理・地域:東・南アジア, 観光・旅行・出張:海外旅行・出張

ホーチミンへの家族旅行の 3 日めは,2 日めにつづいて市内を観光した. きのうはホテルからあるいていける範囲を半分以上まわったので,きょうはもっとゆったりと観光したい. まずホテルからあるいて歴史博物館とホーチミン作戦博物館に行った. そこからホーチミンの中華街であるチョロンまでタクシーでいき,付近を観光した. しかし,こどもはこういう場所をあるきまわることに興味がないので,3 時まえにはきりあげてしまった.

つづく…

2012-08-04

地理・地域:東・南アジア, 観光・旅行・出張:海外旅行・出張

ベトナムのホーチミンへの家族旅行の 4 日めにメコンデルタへのひがえり旅行をした. ホテルを通じて予約し,朝 8:30 にむかえにきたくるまでミトというまちまで往復した. ミトでは川の中州まで船でいき,たべたり,のんだり,さらにちいさな船で島をでて, そこからふたたび船でべつの島にいってからミトのまちにもどった. 食事のあと貝殻細工の工場を見学して,5:00 ごろにホテルにもどった.

つづく…

2012-08-06

書評:言語・コミュニケーションとネットワーキング, 言語・コミュニケーションとネットワーキング

タイトルからすると,日本語を英語やドイツ語などにかわって国際的につかわれる言語に することをめざしているようにみえる. しかし,著者が意図しているのは,それらにとってかわることではなくて,ドイツ語やフランス語と 同様に世界で通用するようにするということだ.

まだ日本にもっといきおいがある時代に書かれた本だから,いまよりは説得力があったのだろう. 日本は 「経済超大国」 だから,それにふさわしい情報発信をするべきであり,日本語をひろめるのも そのひとつだということだ. いまや 「経済超大国」 ではなくなってしまったが,文化的には世界から注目されている部分もあり, また WWW の世界では英語につぐ規模の情報発信があるといわれている. ただし,後者に関しては情報の質において疑問があるが…

日本はこれまで世界から情報をどんどんとりいれる一方で,情報発信や国際政治における主張が よわかった. それを強化するべきだというこの本の主張はいまでも重要だろう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 日本語は国際語になりうるか (文庫)@Amazon.co.jp日本語は国際語になりうるか (著作集)@Amazon.co.jp

つづく…

書評:地域・地理, 地理・地域:東・南アジア

ベトナム (ヴェトナム) の政治・経済・社会に関するマクロな考察だ. ベトナムに関する本を何冊か買ったが,そのおおくは特定の場所やひとをえがいたミクロなものであり, マクロな考察はむしろかぎられていた. ベトナム戦争についても 1 章があてられているが,そのあつかいはむしろ,かるい.

ベトナムの今後に関して,ホーチミンの 「共和国」 思想を発展させることと,「平和と反戦」 を主張していくことがあげられている. 後者は反戦運動にかかわった日本人固有のかんがえであり,ベトナム人にうけいれられるものだとはおもえない. しかし,もしかすると前者には価値があるのかもしれない.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: ヴェトナム新時代@Amazon.co.jp

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書評:地域・地理, 地理・地域:東・南アジア

ハノイに派遣されたビジネスマンが,そこでの生活や文化・戦争などについて書いたものだ. アオザイをはじめ,女性やその服装に関する話題 (スケベ話) が比較的おおい. ハノイでの生活に関する本も何冊か出版されているし Web でも読むことができるが, それぞれ職業がちがうので,書いている話題もさまざまだ. この本ではベトナム人とのさまざまなつきあいがえがかれているが,よみおわってみると, それほどあたまにのこっている話もない.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: ベトナムの微笑み@Amazon.co.jp

つづく…

メディア・アート・イベント・エンターテイメント, 地理・地域:東・南アジア

書というと漢字を書くものという感覚がつよいが,ベトナムの書はアルファベットを書いている. 横書きのものもあるが,漢字 1 文字ぶんずつは横に書き,縦にならべているものがおおい. いささか異様な感じだ.

つづく…

地理・地域:東・南アジア, 観光・旅行・出張:海外旅行・出張

タクシーにのるときは現金が必要なのはどこでもだいたいそうだが,釣り銭についての感覚は国によってちがう. ベトナムではタクシーにのるには小銭を用意しておく必要があるようだ. また,メコンデルタへの旅行の代金も,かなり高額であるにもかかわらず,現金ではらう必要があった. ホテルで予約したのでホテル経由ではらうものとおもったが,そうするとさらに 10% の手数料をとられるという.

つづく…

社会・経済:マネー・電子マネーと景気循環

ベトナムに旅行して,ドンをつかいきらないままかえってきた. しかし,日本のたいていの両替商はドンをあつかっていない. ホーチミンの空港でならもちろん,経由したタイペイでも両替できたのではないかとおもうのだが,しないままかえってきてしまった. そのとき,たまたま NAA という両替商のことを Web でみた. ここならドンから円に両替できるようだ.

つづく…

2012-08-07

書評:言語・コミュニケーションとネットワーキング, 言語・コミュニケーションとネットワーキング

「日本語は国際語になりうるか」 という,そっくりなタイトルの本があるが,その著者である鈴木孝夫がここ (未来学会) でも中心人物のようだ. この本のほうがさきに書かれているが,鈴木の主張はかわっていない. だが,この本は一般公募の作文をふくむ 10 人以上の著者と,シンポジウムの記録をふくんでいる. そのなかにはさまざまなかんがえがある.

日本語を一枚岩の言語として論じた意見もあるが,示唆的なのは日本語は複数あってよいというかんがえだ. 日本語には方言があるということからも一枚岩でないことはあきらかだが,外国人のために簡約化された日本語をつくること,日本語を容易に学習できるようにする標準的な方法 (シラバス) を確立すべきことなどが示唆されている. 日本語を国際語になるかどうかはともかくとして,日本語をまなびたい外国人のためにこのような便宜をはかるのは必要なことだろう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 日本語は国際語になるか@Amazon.co.jp

つづく…

2012-08-08

書評:メディア・アート・イベント・エンターテイメント, メディア・アート・イベント・エンターテイメント

古代の壁画からレディー・ガガの facebook までとりあげられているが,中心は Playboy や Brutus のような雑誌だ. それらを論じるなかで,編集に関するさまざまなヒントがあふれだしている. しかし,「はじめての編集」 というタイトルをつけるなら,もうすこし組織的な説明がほしい. 初心者がここからまなぶのはかなりむずかしいようにおもわれる.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: はじめての編集@Amazon.co.jp

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2012-08-10

インテリア・家具・機器の博物館:テレビ受像機・モニタ

旅行からかえってみると,2008 年に買った W32L-HR8000 というテレビの電源がはいらなくなっていた. そこで 30 年前の Sony の 14 インチのモニタをつないでみると,問題なく再生できることがわかった. すでにつぎのテレビは発注したが,それがとどくまで,これでいくことにした.

つづく…

2012-08-11

Web とインターネット, 書評:Web とインターネット, 書評:社会・経済, 社会・経済

著者は,ソーシャルメディア革命とは 「動員の革命」 なのだという. たしかに,アラブではソーシャルメディアによって動員されたデモによって政権が崩壊した. 日本でも大規模なデモが組織されるようになっている.

しかし,ソーシャルメディアの機能を 「動員」 ということばであらわしてしまうのは違和感がある. この本のなかでも,企業の苦情処理のような個別的なこともとりあげられている. ネット上でおこることはまずはそういうミクロで質的なことであり,そこからマクロで量的なことがおこってくるのではないのか? ミクロをとばしていきなり 「動員の革命」 といわれても,ピンとこない.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 動員の革命@Amazon.co.jp

つづく…

書評:政治・法律・憲法, 政治・法律・憲法:民主主義

「自由と民主主義をやめる」 という過激なタイトルは 「民主主義」 を卒業するという意味に読める. もしそうであるならば,まず民主主義を理解したうえでなければならないだろう. 民主主義においては最終的には多数決でものごとがきめられるが,その過程では議論が重視され,少数意見を尊重するべきだとされている. しかし,著者はそのことにはふれずに,民主主義では多数の横暴がおこなわれるように書いている. それは 「民主主義国」 において実際におこることだが,理念としての民主主義からははずれている. 著者はそういう民主主義の理念にはふれないまま,議論をすすめていく.

著者は対立する思想として 「左翼」 と 「保守」 をとりあげ,(著者のことばとはちがうが)「左翼」 を理想主義的なもの,「保守」 を現実主義的なものとしている. とすると,上記のような理念を重視するかんがえは 「左翼」 のものであり,著者のような 「保守」 はそれと対立するということになるのだろう. 一応すじはとおっているし現実主義に価値があるのはもちろんだが,民主主義の理想をすてるべき理由はわからない. また,著者は左翼の思想をつきつめるとニヒリズムにいたるという主張をしているが,これも理解することができない.

評価: ★★☆☆☆

関連リンク: 自由と民主主義をもうやめる@Amazon.co.jp

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2012-08-12

書評:言語・コミュニケーションとネットワーキング, 言語・コミュニケーションとネットワーキング

三訂版は 2004 年に出版されているが,改訂されているにもかかわらず内容はふるく,現代のフィッティングの実践には適さないとかんがえられる. ディジタル補聴器全盛の時代だが,この本の内容の大半はアナログ補聴器に関するものだ. 補聴器がディジタルになっても耳はアナログのままだから,この本の内容のおおくもそのまま適用できるが,ディジタル補聴器や改良された測定器・材料などに関する配慮も必要なはずだ. ディジタル補聴器についての記述も,まだそれが未熟だった時期のものだ. もはや,やくわりをおえた本だとかんがえられる.

評価: ★★☆☆☆

関連リンク: 補聴器のフィッティング@Amazon.co.jp

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書評:言語・コミュニケーションとネットワーキング, 言語・コミュニケーションとネットワーキング

補聴器は対面販売が基本の商品だから,この本にはよい病院・医師・補聴器販売店をえらぶのに必要な知識が中心に書かれている. どういうタイプの補聴器があり,どういう技術がつかわれているかについても書いてあるが,その記述は比較的みじかい. もうすこしくわしく書いてもよいようにおもえる. しかし,2011 年に出版された本だから,内容はかなりあたらしい. 自分または親が補聴器を買おうとしているひとには最適な本だろう.

評価: ★★★★☆

関連リンク: 「聞こえ」に不安を感じたら…@Amazon.co.jp

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書評:言語・コミュニケーションとネットワーキング, 言語・コミュニケーションとネットワーキング

「補聴器選び」 というタイトルだが,内容はもっと積極的に補聴器をつかおう! というところからはじまっている. 補聴器に関するさまざまな最新の知識がつめこまれているのはよいが,補聴器の種類や補聴器選びそのものに関する記述は比較的かぎられている. しかも,基本的にはさまざまな種類の補聴器に関する説明がならべられているだけであり,比較のための基準などはあたえられていないので,この本を読んでも補聴器をえらぶことはできないだろう. 病院や販売店についても記述はわずかなので,どこにいけばよいかもよくわからない. こんな本が毎年,出版されているというのはおどろきだ.

評価: ★★☆☆☆

関連リンク: よくわかる補聴器選び@Amazon.co.jp

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書評:インタフェース・デザイン・アメニティ, インターフェース・デザイン・アメニティ, 生活:住宅・設備, 書評:生活

「空室ゼロ」 をめざす本には賃貸経営者が書いた本が多いが,この本はインテリア・コーディネータによる本だ. だから経営者にはひびかないということはいえる. しかし,空室が多くなる原因をさぐり,対策として資金や業者のことから,外観,間取り,色使い,照明,水回り,キッチン,収納,セキュリティまで,ひととおり書いてある. 全部をやれば相当な費用がかかるが,なかにはあまり費用がかからないこともあるので,一読すればきっとヒントがえられるだろう.

評価: ★★☆☆☆

関連リンク: 空室ゼロにするリフォーム&リノベーション@Amazon.co.jp

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生活:住宅・設備, 書評:生活

入居者のこころにふれるマーケティングの方法から,管理会社や不動産会社との信頼をきずく方法まで,さまざまな内容が書かれている. マーケティングに関しては,現地看板の設置や部屋の写真のとりかたなどは気づいていないひとが多いだろうとおもえる. 関連する会社とのつきあいに関しては,相手をかんがえ,誠意をもって対応することなど,当然のことだがかならずしもできていないことに,もう一度,気づかせてくれる.

評価: ★★★★☆

関連リンク: 満室革命プログラム@Amazon.co.jp

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生活:住宅・設備, 書評:生活

賃貸市場は完全に買い手市場になっているにもかかわらず,おおくの間借り人はその利点をいかしていないようだ. この本では従前からの部屋のみさだめかたにくわえて,ルームシェアのようなあたらしいつかいかたのすすめや,借り手にもできるリフォーム,敷金・礼金がゼロの時代にもまだのこっている更新料をなくすこと (交渉など) について,はらってしまった敷金をとりもどす方法などが書いてある.

この本を読んで,主張するべきことはどんどん主張しよう! 大家にとっても,文句もいわずに逃げ出されるのはかえってこまるのだ.

評価: ★★★★☆

関連リンク: 家を借りたくなったら@Amazon.co.jp

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生活:住宅・設備, 書評:生活

そろばん勘定のはなしがさきにたっているが,仲介業者や管理会社との連携が重要であること,とくに入居者の情報を管理会社からききだすべきであることが書かれている. カラーテレビ・ドアホンや照明などの内装設備,清掃やゴミについての記述も参考になる. 他の本にあまり書いてないこととして,部屋で死者がでたときのあつかいがある. いざというときのために,知っておく必要があるだろう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 満室経営バイブル@Amazon.co.jp

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生活:住宅・設備, 書評:生活

お客様 (入居者) の立場にたつのが重要だということはほかの本にも書いてあるが,この本では 「入居者に 「部屋」 を提供するのではなく,「暮らし」 を提供する」 ということばで表現されている. そのために,「そこで生活してみる」 こともすすめている. それによって,さまざまなことに気づくという. 内見者もお客様なので,お礼の気持ちをつたえるのが重要だという. 後半は間取りやインテリアの具体例だが,ここも 「お客様」 を想像しながら読むのが重要なのだろうが,そこまでできなかった.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 勝ち組賃貸経営術@Amazon.co.jp

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生活:住宅・設備, 書評:生活

この本の後半はさまざまなリフォームの例であり,特別,興味をひかれるものはなかった. しかし,前半では現入居者がおきざりになっている (へやがうまっているあいだはなにもしない) ことのまちがいや,内見客にメジャーや間取り図などをサービスするとよいことなどを指摘している. リフォームにおいても 「お客様」 の立場にたつことが重要だということだ.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: マンション満室経営の極意@Amazon.co.jp

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生活:住宅・設備, 書評:生活

この本は,特徴のないワンルーム・マンションは空室が多い,それでも賃貸業をするのであれば勉強して差別化をはかる必要があると主張する. たしかに,そのとおりだ. それを認識していなかったおめでたいひとには,この本を読むことがきっかけになるだろう. しかし,記述は抽象的であり,あまり,やくにはたたない.

評価: ★★☆☆☆

関連リンク: 賃貸氷河期@Amazon.co.jp

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生活:住宅・設備, 書評:生活

物件購入とそのための融資に 2/3 のページをさいている. そのあとにリフォームの話題がつづくのだが,そこにはいかにしてリフォームをやすくあげるか,そのノウハウが書かれている. これは賃貸物件だけでなく,自宅のリフォームなどにおいてもやくにたつ情報だとおもう. もっとも,トイレのリフォームが 5 万円でできたというのは,まとめて発注したからだろうが…

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 「不動産経営」50の戦略@Amazon.co.jp

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2012-08-13

生活:住宅・設備, 書評:生活

入居率がわるいアパートをまるごと買い取ってリノベーションし,優良物件にかえる方法について書いている. 家賃はさげずにデザインやコーディネーションをきちんとすることによって価値をたかめることをすすめている. 内見者はへやにはいってから数秒の印象で入居するかどうかをきめると書いているが,多数掲載されたリノベーション後の写真には内見者に即座にうったえるであろう印象的なものがおおい. 設備やアロマの種類,広告写真のとりかた (広角で 200〜300 枚とるなど),内見者のあつめかたなどについてもヒントになることが多数書かれている.

評価: ★★★★☆

関連リンク: 入居率が悪い物件を買いなさい!@Amazon.co.jp

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生活:住宅・設備, 書評:生活

空室にしないためにはどういう設備をいれればよいか,コストをかけずにリフォームするにはどうすればよいか,といったことが話題としてめだっている. また,入居者のためにもどういう管理会社をえらぶべきか,管理会社とどういう関係をむすぶべきかといったことについても,いろいろ参考になるだろう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 儲かる大家さんの賢い選択@Amazon.co.jp

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書評:政治・法律・憲法, 政治・法律・憲法:民主主義

「不思議な仕組み」 と書いているが,民主主義を否定しているわけではない. ギリシャのポリスからはじまり,アメリカの政治制度につづく民主主義の歴史をたどっている. 最後は日本の今後の政治課題につなげているが,具体的な課題の話になると民主主義との関係はぼけてしまっている. 民主主義というものにうたがいをさしはさむ本が何冊か出版されるなかで,この本の位置はよくわからない.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 民主主義という不思議な仕組み@Amazon.co.jp

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2012-08-14

書評:言語・コミュニケーションとネットワーキング, 言語・コミュニケーションとネットワーキング

140 ページという比較的うすい本のなかに,難聴と補聴器についての基本的な知識がまとめられている. 日本より普及がすすんだデンマークの現状を反映したこの本には,補聴器のフィッティングなどに関して日本の本からはえがたい知識がちりばめられている.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: よい聞こえのために@Amazon.co.jp

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書評:言語・コミュニケーションとネットワーキング, 言語・コミュニケーションとネットワーキング

原題は 「Compression for Clinicians」 であり,内容をかんがえても 「臨床家のためのデジタル補聴器入門」 というタイトルには違和感がある. デジタル補聴器中心に書いているのは第 6〜8 章だけだ. しかし,著者によればアナログ補聴器について書いているのは,デジタル補聴器においては重要な技術がおおいかくされているため,いきなりデジタル補聴器について書くとそれが理解されないからだという. 読者は辛抱づよくアナログ補聴器の話をよむ必要があるということだろう.

いずれにしても,いま日本で出版された本のなかでデジタル補聴器についてきちんと書かれたほとんど唯一の本だとかんがえられる. 臨床家だけでなく,補聴器に興味があるすべてのひとにすすめられる本である.

評価: ★★★★☆

関連リンク: 臨床家のためのデジタル補聴器入門@Amazon.co.jp

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生活:住宅・設備, 書評:生活

マンションのリノベーションに関する本はすくなくないが,著者のやりかたの特徴は多数のへやをシリーズごとにまったくことなるデザインを採用することだ. こうすることでシリーズごとに入居待ちするひとがでるという. それ以外にも本書には 「顧客創造」 とか 「デザインだけでなく,物理的・経済的な付加価値まで意識する」 というような話が登場するが,それがどういう効果をあげているのかはよくわからない.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 入居者20人待ちのワンルーム経営@Amazon.co.jp

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書評:Web とインターネット, Web とインターネット:eコマース (ネット通販), 生活:住宅・設備, 書評:生活

これは空室対策の本ではなくて,ネットオークションで家具を買う方法についての本だ. 大半のページはどうやってネットで格安の家具や電気製品を買うかということの記述にあてられている. しかし,この本のタイトルは 「満室術」 だ. それならば,そうやって入手した家具などをどうやってマンションにつかうのか,その戦略を書くべきだろう. それなくして 「満室術」 というタイトルをつけるべきではないだろう.

評価: ★★☆☆☆

関連リンク: 山田式1円満室術@Amazon.co.jp

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生活:住宅・設備, 書評:生活

空室をなくすための内見者によい印象をもってもらうための部屋の整備や小物のつかいかた,外壁などのカラー・コーディネーションの方法,広告のだしかた,収益をあげるためのトランクルーム,コインランドリー,広告スペースなど,入居者にながくいてもらうためのこころづかいなど,さまざまな方法が書かれている. きっと,ヒントになることがあるだろう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 空室が満室に変わる究極の方法@Amazon.co.jp

つづく…

DIY (日曜大工) とものづくり・実験:修理・修繕

2006 年にベランダにとりつけるために日よけスクリーンを買った. 6 年たって,いくつか不具合がでてきた. ポールの下部が腐食し,またスクリーンがたれさがる故障がおこった. しかし,とりあえずはなおして,つかいつづけている.

つづく…

書評:言語・コミュニケーションとネットワーキング, 言語・コミュニケーションとネットワーキング

補聴器フィッティングには多数の方法があるが,有名な方法として NAL-NL1,DSL などが知られている. 旧式のものではあるが日本でも大和田法が知られている. しかし,この本ではこのような確立されたフィッティング法についてなにも書いていない. 著者は E 章においてただ周波数レスポンスをあわせることだけを書いている. ベネマの 「デジタル補聴器入門」 などでは,それではうまくいかないことが書かれている.

補聴器において重要なのは声を認知することだが,語音明瞭度についてはようやく最終章で書いている. その記述は詳細だが,それはむしろ研究紹介であり,フィッティングにおいてどのようにやくだつのかはわからない. 「フィッティング」 をタイトルとする本としてはまったく不十分だとかんがえられる.

評価: ★★☆☆☆

関連リンク: 補聴器フィッティングの考え方@Amazon.co.jp

つづく…

情報通信博物館:コンピュータ館

インクジェット・プリンタはトラブルがおおくて,まいる. (もしかしたらキヤノンだけがそうなのかもしれないが…) 1 年まえには MP-600 というプリンタがインクがでなくなったためつかえなくなったが,今度はその後に買った MG-6130 で,またインクがでなくなった. なんとか回復したが,20 分くらいの時間をむだにした.

つづく…

2012-08-15

生活:住宅・設備, 書評:生活

著者マンションの売買・仲介をしているが,この本では管理会社の選択・あるべきすがたやリフォームについて書いている. 管理会社はオーナーの立場にたつべきだと書いているが,それでは入居者はどうなるのか? リフォームについても経営者が書いた本にくらべると型どおりに書いているだけで,迫力が欠けている.

評価: ★★☆☆☆

関連リンク: 空室率40%時代を生き抜く!@Amazon.co.jp

つづく…

生活:住宅・設備, 書評:生活

著者は手をかけず空室ばかりになっている物件をやすく買い,夫とともに DIY でリフォームし,管理にも汗をながす. みずからそうじなどをするなかで,入居者との人間的な関係をきずいている. そのやりかたで 200 戸もあつかっているというのだから,すごい.

ただ,DIY なのでリフォームも自己流であり,プロならやらないようなあやしいこともやっている. しかし,それによってコストがおさえられ入居者にやすく提供できているのだとすれば,それでもよいのかもしれない. なんでも分業の世の中だから,逆にこういう,なんでも自分でやるやりかたは貴重だといえるかもしれない.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: ボロ物件をお宝に変える不動産投資術@Amazon.co.jp

つづく…

インテリア・家具・機器の博物館:テレビ受像機・モニタ

こわれたテレビの一時しのぎに 30 年前の Sony のモニタをつかった」 に書いたように,5 年ほどつかってきた日立のテレビが,よりによってオリンピックの最中にこわれた (もっともベトナムに旅行していて,かえってきてみたらこわれていたということなのだが…). 25000 円かかるときいて修理しないことにしたので,kakaku.com でしらべて三菱のテレビを買うことにした. いまやハードディスクはもちろん,Blu-ray までついて 80000 円くらいだ. それなら,Blu-ray レコーダがつかえなくてこまっている母のためにもおなじものを買えばよいとかんがえた.

つづく…

2012-08-16

書評:メディア・アート・イベント・エンターテイメント, メディア・アート・イベント・エンターテイメント:建築・都市計画

日本各地を中心とする世界の美術館の特集だ. 「世界の最新ミュージアム案内」 ではモンゴルのオルドス博物館までふくむ各地の美術館を紹介している. ところが,たいていの美術館は建物が紹介されているだけだ. 建築の雑誌とはいえ… 美術館で重要なのはなかみだろう. いくのがむずかしい美術館であれば,なおさらだ.

評価: ★★☆☆☆

関連リンク: Casa BRUTUS 2012 年 9 月号@Amazon.co.jp

つづく…

2012-08-17

生活:住宅・設備, 書評:生活

家をもたないほうがよい場合もあることはたしかだろう. しかし,賃貸屋が書いた本は,当然,賃貸のよい面が強調されている. 家を買うとキャッシュ・フローがわるくなるというのがこの本のおもな趣旨だが,それにはいくつかの前提がある. まず,買うのが新築マンションだと仮定しているが,中古マンションを買えばキャッシュ・フローはよくなるはずだ. また,キャッシュ・フローは悪化するかわりに最後まで資産がのこることになる. その資産をリバース・モーゲージに利用することができれば,キャッシュ・フローも改善されるはずだ. この本だけで判断すると,まちがうことになるだろう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 一生賃貸!@Amazon.co.jp

つづく…

2012-08-19

DIY (日曜大工) とものづくり・実験

この 8 月のやすみは,修理や交換やそうした雑用にあけくれた. テレビを 2 台,交換したのもそのうちのひとつだ. それから,トイレのタンクのみずもれの修理,便座の交換などがある. ひよけスクリーンも修理した. 修理したわけではないが,インクジェット・プリンタでうまく印刷できずに,いろいろ試行錯誤したこともそのひとつだ. 洗面化粧台の排水口の網がこわれていて,まちがってだいじなものをながしてしまう危険がずっとまえからあったが,この問題もやっと解決した. それで全部ではないが,このくらいにしておこう.

つづく…

DIY (日曜大工) とものづくり・実験

トイレの便座を自分で温水洗浄便座にとりかえた. トイレの便座の交換はこれで 3 度めなので,プロ級だ :-) 3 個とも Panasonic / National の製品だが,今回は自分がつかう場所ではないので,できるだけメンテナンスにてまがかからないものを選択した.

つづく…

DIY (日曜大工) とものづくり・実験:修理・修繕

しばらくまえから,トイレのタンクからの水漏れが気になっていた. いつも,ちょろちょろと音がしている. 修理屋にたのめばよいのだが,しばらくそのままにしていた. 盆休みにようやくホームセンターにでかけて,交換部品を買い,修理をこころみた. 一発でなおすことができた.

つづく…

DIY (日曜大工) とものづくり・実験:修理・修繕

家をたてた 24 年まえには洗髪洗面化粧台がはやっていた. それで INAX の洗髪洗面化粧台をいれたのだが,数年前からその排水口に問題がおこっていた. 排水口の途中に金網がはってあったのだが,それがさびて,やぶれてしまったのだ. そのために,排水口にものをおとすと回収できない危険な状態になっていた (写真 1) が,この問題は完全には解決できずにいた. それをやっと解決した.

つづく…

2012-08-21

書評:政治・法律・憲法, 政治・法律・憲法:民主主義

近年 「民主主義」 に挑戦する本が何冊か出版されているが,この本もそのうちのひとつである. 「民主主義」 がつねによいものではなかった (いかがわしいものだったこともある) というのは著者が書いているとおりだろう. しかし,いくらギリシャのポリスやフランス革命の時代にそれがいかがわしかったとしても,それがよいものとされた歴史がつみかさねられた現在では,それに挑戦するには相当な準備が必要だろう.

著者は 「国民主権」 と 「人権」 という民主主義の基本概念に挑戦しているが,それらをくつがえせるほどの論理が用意されてはいない. 本の内容のわりに 「民主主義とは何なのか」 というなまぬるいタイトルをつけているのも,そこからきているかもしれない. お釈迦様のてのひらのちかくをとびまわっている孫悟空といった感じだ. 民主主義はふところがふかいのだ.

評価: ★★☆☆☆

関連リンク: 民主主義とは何なのか@Amazon.co.jp

つづく…

2012-08-22

書評:政治・法律・憲法, 政治・法律・憲法:民主主義

杉並の反原発デモ以来,デモというものがみなおされている. この本では日本におけるデモの歴史と当時の政治状況などに関する記述を中心として,アメリカにおける 「オキュパイ・ウォールストリート」 にも目をむける.

しかし,現在の政治状況やそのもとでのデモがもつホットさがこの本からは感じられない. むしろ,ふるくささがただよっている. 過去のデモについても,もうすこし現在の状況からみなおしができなかったものかとおもう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 「デモ」とは何か@Amazon.co.jp

つづく…

インテリア・家具・機器の博物館:テレビ受像機・モニタ

三菱電機の REAL LCD-B40BHR500 というテレビを買って,1 週間ほどつかってみた. やはり,つかってみないとわからないことがいろいろあることがわかってきた.

つづく…

2012-08-26

書評:政治・法律・憲法, 政治・法律・憲法:民主主義

鳩山民主党全盛期におこなわれた対話がもとになっているようだ. 予想されるように主導権をにぎっているのは宮台だが,対話の相手である民主党の福山に負けず劣らず民主党にいれこんでいるようだ. しかし,その期待がことごとくはずれてしまったいまこの本を読むと,鳩山首相がそうであったのとおなじように,この本の議論も底の浅さが露呈しているようにおもえる.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 民主主義が一度もなかった国・日本@Amazon.co.jp

つづく…

書評:DIY (日曜大工) とものづくり, DIY (日曜大工) とものづくり・実験

「ものづくり革命」 という本を書き,MIT で 「(ほぼ) なんでもつくる方法」 という講座を毎年ひらいているニール・ガーシェンフェルドから影響をうけて,世界中にファブラボという工房がつくられているという. 日本にはつくばと鎌倉にあり,著者は鎌倉のファブラボを開設した. この本の中心は著者の MIT での受講経験と鎌倉のファブラボを中心とする経験だ. この本を読むだけでも,3D プリンタなどをつかってものづくりがしたくなってくる. もっと時間があれば…

評価: ★★★★☆

関連リンク: FabLife@Amazon.co.jp

つづく…

生活:住宅・設備

雨だれが気になる外壁をきれいにするのに,どういう洗剤をつかうのがよいか,Web で検索した. あまりよいキーワードをおもいついていないためか,でてくる情報はかぎられている. そのなかで Magic Amadore というのが比較的めだっていたので,それをためしてみることにした. たしかに,それなりにおちるのだが,そうはいってもそんなに楽な仕事ではなかった.

つづく…

DIY (日曜大工) とものづくり・実験:修理・修繕

フローリングやベニアにカーペットをはった床は,たててから 10 年以上もたつと,あるくとギシギシ,あるいはピシパシと音がする場所がでてくる. 原因はいろいろあり,対策もいろいろあるようなのだが,なかなかなおすのはむずかしいようだ.

つづく…

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