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DIY (日曜大工) とものづくり・実験:修理・修繕

きしむ床をなおすのはむずかしい

フローリングやベニアにカーペットをはった床は,たててから 10 年以上もたつと,あるくとギシギシ,あるいはピシパシと音がする場所がでてくる. 原因はいろいろあり,対策もいろいろあるようなのだが,なかなかなおすのはむずかしいようだ.

私の管理下にある床でも,何か所か音がするところがある. フローリングの床もあり,カーペットの床もある.

家のなかで一番ひどいのはピアノをおいているカーペットのへやだ. この家はたててから 20 年以上たっているが,このへやに関してはたぶん,もう 10 年くらいまえから気になっている. カーペットをはがすには本棚もどかさなければならないので,対策しないままになっている.

Yukanari20.jpgしかし,再度その状態をたしかめようとおもってそのへやをあるきまわってみても,音がしなかった. 夏のあいだはだいじょうぶなのかもしれない. 気温がもっとひくくなってから,再度ためしてみることにしよう.

フローリングのほうは,たぶん接着剤がはがれていて,あるくとピシパシ音がするところがあるが,こちらはたいしたことはない. 接着剤を注入すればなおせるのではないかとおもうが,いますぐやらなくてもよいだろう.

べつの場所にある 12 年くらいたったフローリングの床は,もっとひどい. こちらは対策したいとおもった. しらべてみると,一番強力そうなのは 「床鳴りカット 20 分」 という製品だ. 硬化時間 20 分の接着剤を使用する. これはプロ用であり,1 セット 4 万円ほどする. 原因によってはこの方法では効果がないということなので,いきなりこれをためすのはリスクがおおきい.

BondFloorMender.jpgもっと安価なものとして,「ボンド・フロア・メンダー」 がある. これなら 1000 円以下で入手できる. (もっと大量のヤツもある.) 「床鳴りカット 20 分」 よりはつかえる面積もはるかにせまいし,接着剤が硬化するまでに約 1 日かかる. しかし,ためしにやってみるには適当だろう.

というわけで,「ボンド・フロア・メンダー」 を買ってためしてみた. 2 液式のエポキシ樹脂系接着剤を袋のなかでまぜてから注射器様のものにいれて注入するようになっている. ドリルで床に 2 mm 弱のあなをあけて,そこから注入する. 問題の床にドリルであなをあけると,場所によってはまったく接着剤を注入することができない. 空気すらもはいっていかない. べつの場所はドリルでスポッとあながあき,接着剤はどんどんはいっていく. 空洞がある感じだ. この方法では対策できそうにない. 床の構造をしらべないと,対策できないようだ. とりあえずためしに 3 箇所に接着剤を注入して,1 日たってからためしてみたが,やはり効果はないようだ. 完全に失敗におわった.

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