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Web とインターネット, 情報通信博物館:コンピュータ館, 研究の方法, 計算・プログラミング

過去の研究成果のデモと Web

私はこれまでいろいろな研究をしてきて,そのときどきでことなるさまざまなプログラミング言語やツールをつかって,そのデモをおこなってきました. しかし,そのほとんどは現在は動作しないので,デモしたくてもできません. 最近の研究をのぞけば,いまでもデモ可能な唯一のものが,Java で書いた 「化学的計算のモデル」 のデモ (「はじめて公開した Java のプログラム ― 反オブジェクト指向 (?) のプログラム」 の項目を参照) です. Web の強力さをしめしているといえます.

これまでデモのためにつかってきたおもなプログラミング言語とツールとしては,Lisp (Macintosh Common Lisp, Utilisp など),C, Java, Perl などがあります. JavaScript であまりおおきなプログラムを書いたことはありませんが,習作としては 「JavaScript による電卓のプログラム」 があります.

化学的計算のモデル CCM」 のための研究のためのツールとしては Macintosh Common Lisp をおもにつかっていましたが,これはかぎられた環境でしか動作しないので,ひろくみてもらうために 1996 年ころ,Java で書きました. 当時はこのプログラムがいつまで動作するのかわかりませんでしたが,ほとんど修正せずにいまでも Web 上で動作します. これは期待以上の成果だということができます.

時間があればいまからでも Web で動作するデモをつくりたい研究テーマとして,「軸づけ検索」 があります. これは Perl CGI による Web インタフェースとしてプロトタイプをつくっていたので,比較的すくない修正で Web 上で動作させられるはずですが,いろいろな事情によって,公開していません. 権利関係をクリアして,公開できるプログラムにしたい (をつくりたい) ところです. ただし,CGI はサーバ上で動作するので,クライアント上で動作する Java とくらべると,サーバで問題が発生しないように細心の注意が必要になります.

というわけで運用上は Perl CGI より Java や JavaScript のほうがよさそうです. なんとか,ひまをみつけてプログラムを書こうとおもいます.

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2008-02-26 00:00 に投稿されたエントリーのページです。

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