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“ペーパーフル” な論文のかきかた

いろいろなところで “ペーパーレス化” が推進されています. しかし,論文コピーとりまくり にも書いたように,私は “ペーパーレス” ではいきていけません. 論文を書くときもけっこう紙を消費しています.

論文を書くのに通常は Microsoft Word をつかっています. TeX も 1 度だけためしたことがあるが,なかなかおもうようなページ数におさめられないし,おもうように印刷できないので,どうしても必要なとき以外はつかいません. いずれにしても,PC 上で書いて,最近では PDF で学会に提出することがおおくなっています. したがって,やろうとおもえばぺーパーレス化はできるはずなのですが,つぎのような理由のため,そうしていません.

  • 印刷してみないと気づかないことがおおい. たとえば,ゴシック体 (MS ゴシック) をつかうはずのところに明朝体 (MS 明朝) をつかっていたりしても,画面ではわからないことがおおい. 印刷せずにこの問題を解決するには 1600 x 1200 ドットの画面でも十分でないのです (実際,家ではこの解像度のディスプレイをつかっています).
  • 気づかないだけでなく,PDF ですら画面表示と印刷とが一致しないことがおおいので,もし印刷されたものを基準とかんがえるかぎりは,印刷してみないとわかりません.
  • PC がつかいにくい,あるいはつかえない環境で論文をてなおしすることがおおい. 電車やバスのなかは論文や本を読むにもよい環境だが,論文をなおすときも集中することができます. 最近は秘密情報管理がきびしくなったために,家にかえってからも PC では仕事がしにくいのです.
  • 印刷されたものをみたほうが論文の問題点に気づきやすいということもあります. 印刷したほうがページ全体,あるいは複数のページを一度にみるのが容易になるからです. また,紙のほうがどこへでももっていけるので,リラックスすることができるということも,きいているかもしれません.

そういうわけで,印刷した論文に手書きで修正をいれています.

追記:
学会のなかでも,電子情報通信学会など,印刷原稿提出時に印刷してみることを義務づけているところがあります. けっして私だけの趣味ということではないということです.

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