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オーディオ博物館, DIY (日曜大工) とものづくり・実験:修理・修繕

SACD プレヤー SCD-XE800 中古品購入の顛末

SACD プレヤーの修理に失敗したので中古品を買ったのだが,内部で部品がはずれていて動作しなかったために,いろいろなことがおこった. 結局は修理してつかえるようになったのだが,これはその顛末.

別項に書いたように自宅にあった Sony の SACD プレヤー SCD-XE600 の修理に失敗したので,中古の SCD-XE800 (左下の写真) を買うことにした. 中古品にしたのは,あたらしい SACD プレヤーはとても高価だからだ. Google などで検索すると Denon の製品がおおくみつかるが,ピックアップを交換しなければならなくなるであろうことをかんがえると,Sony の SCD-XE800 が最有力の候補になった. Amazon や Aliexpress で交換用のピックアップがいろいろ販売されているからだ. SCD-XE800 は SCD-XE600 の後継機であり,発売開始が前者は 2010 年,後者は 2005 年だ. この 5 年の差と (たぶん) 販売数が交換部品の入手のしやすさにきいているのだとかんがえられる.

SCD-XE8001S.jpg SCD-XE800-2.jpg

39800 円という値付けのものが多かったが,ひとつだけ 33800 円のものがあったので,Amazon でそれを購入した. 動作確認ずみということだが,仮に SACD が読めなければ値引きをもとめて,ピックアップを交換してつかえばよいとかんがえていた.

とどいたので電源をいれてみると,トレイがなかなかでてこなかった. やっと引出したトレイに CD をのせてスタートしてみたが,表示は CLOSE と OPEN をくりかえすだけで,CD を読みにいかない. これはジャンクとして買いとるか返品するしかないとかんがえて,販売者に連絡した.

連絡がつくまでのあいだにいろいろネットでしらべた. そこで安価な Blu-ray 再生機 UBP-X700 で SACD も再生できることがわかった. CD プレヤーのなかには安価で SACD が再生できるものはないが,Blu-ray プレヤーならそれがあるということだ. SCD-XE600 も SCD-XE800 も UBP-X700 も,みな Sony の製品だ, SCD-XE800 は返品することになったので UBP-X700 を買うことにしたが,それについては別項に書くことにする.

SCD-XE800 を返品するために梱包していると,内部でカラカラ音がする. 気になったので内部をみると,CD を固定する部品がはずれて,ころがっていた. そのとき,はやくも佐川急便が回収しにきたが,蓋をあけている状態なので,あとできてもらうようにした. しばらく試行錯誤したのちに,ただしいはめかたがわかった. 部品をはめて電源をいれると,再生できることがわかった. CD, SACD ともに再生できたので,返品しないことにして,販売者に連絡した. (はめた状態が右上の写真.中央の丸い部品に 3 個のちいさなツメがついているが,これが回転して 4 個の部品がはずれていた.)

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