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情報通信博物館:コンピュータ館

満身創痍のレーザプリンタ HL-5350DN

ブラザーの HL-5070DN というモノクロ・レーザプリンタを 8 年くらいつかったあと,おなじブラザーの HL-5350DN に買いかえて 10 年ほどつかってきた.その間,何度ももう買いかえるしかないのではないかとおもいつつ,自分で修理してつかってきた. 一番ぼろぼろなのは給紙トレイだ.

プリンタの紙送りの機構は微妙だ. ちょっとしたことで,うまくおくられなくなる. そういうときの対策としては,できるだけ初期状態にちかづけることしか知らない. よごれをとり,可動部品がうまくうごくようにする. それでなんとか,のりきってきた.

両面印刷がうまくいかなくなったこともある. これも,原因がかならずしもわからなかったが,あれこれやって,のりきった.

いちばん問題だったのはトレイだ. トレイには基本的に A4 の紙しかいれない. にもかかわらず,何度も紙をいれているうちに位置がずれたり,サイズがゆるんだりする. そのたびに位置あわせやサイズあわせをしていたら,そのためのプラスティック部品がこわれた.

接着剤をつけてなんとかもとの機能をたもつようにしてきたが,ついにそれができないほどにこわれた. つぎの写真がトレイ内部の左側と右側だ. どちらも折れた部品をエポキシ接着剤でとめてある. 左は透明でやや黄色い接着剤,右は黒い接着剤をつかっている. 右側のは最近なおそうとしたところだ.

IMG_8424.JPG IMG_8426.JPG

左右の位置をあわせるためにプラスティック部品を歯車でうごかすようになっている. つぎの写真でその歯車をうつしているが,歯車とかみあわさるはずの部品がこわれて一部なくなっているので,うまくうごかない.

IMG_8425part.jpg

それならば,そもそも A4 の紙しかいれていないのだから,位置やサイズを固定してしまえばよいとかんがえた. 最近の修理では,上の写真のようにまずはこわれた部品を接着しようとしたが,最後にはこれらの部品をトレイ本体と接着して,A4 サイズで固定するようにした. これでまたしばらくはこのプリンタをつかいつづけることができそうだ. その間に,つぎにどういう機能のプリンタを買うべきかをかんがえようとおもう.

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