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Web とインターネット:Twitter (ツイッター), 社会・経済

木村花の死の問題はほんとうに誹謗中傷の問題なのか?

プロレスラーの木村花が Twitter 上で誹謗中傷の嵐に会い,自殺にいたったという. それを機にネットでの誹謗中傷に関する議論がさかんになっている. しかし,木村花はほんとうに誹謗中傷が主要な原因で死んだのだろうか? もしそうだとしても,ネットでの誹謗中傷に対する対策は,そこで議論されているように誹謗中傷をとめることやそれを書いたひとをみつけることなのだろうか?

Twitter で攻撃されなければ彼女は死にいたらなかっただろう. それはたしかなことだ. しかし,彼女は一部の tweet に「いいね」ボタンを押していたという. 通常は,攻撃されることを覚悟のうえで「悪役」を演じていたのではないか? しかし,だいじな衣装をダメにされて激昂したことを攻撃されたのがこたえたらしい. それは,たぶんいつもとはちがって,シナリオにしたがって演じたことではないのだろう. そこは攻撃されたくなかった,もしかすると自己嫌悪を感じていたところだったのではないか? しかし,攻撃する側にはそのちがいがみえなかったのだろう.

そこで必要だったことは,攻撃をとめることではなくて,twitter を見ないこと,あるいは周囲のひとがフォローすることだったのではないか? 彼女はその攻撃をひとりでまともに受けてしまったがゆえに,死をえらぶことになってしまった. しかし,それを緩和することができれば,この事態はさけられたのではないか? あるいは,炎上することが問題なのであれば,発言をおさえて炎上をふせぐという (きわめて困難な) 属人的な方法をとることよりも,SNS のしくみをかえることでそれを実現することのほうが,まだしも可能性があるのではないだろうか?

この問題に対する議論はネットでの誹謗中傷をとめることや,それを書いたひとをみつけて損害賠償させることに向かっている. しかし,ネットでの誹謗中傷はとまらないだろうし,書いたひとをみつけることは自殺をとめることにはなんの役にもたたないだろう. 議論の方向がまったくまちがっているように感じる.

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