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DIY (日曜大工) とものづくり・実験:3 次元印刷 (3D printing)・CAD

AnyCubic Kossel の部品交換

AnyCubic Kossel 3 台を約 3 年間使用してきた. すでにエクストルーダなどの部品は交換しているが,他のいくつかの部品も最近,交換した. とくに,ヘッドをささえる「魚の目」がいたんでガタがきていたので,それを交換した. これで精度はだいぶよくなるはずだ.

「魚の目」は 3D 印刷でつくってあったが,そのネジ穴のまわりに,つぎの写真のようにひびがはいっていた.

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これを射出成形でつくった部品 (RenRen 3D 製) に交換した. 1 台はだいぶまえにすでに交換していたが,のこりの 2 台も最近,交換した. 最近は左下の写真のようにアルミでつくった部品が多いのだが,ヘッドの慣性をちいさくするためには,おもいアルミ製はさけるべきだとかんがえて,プラスティックのものを使用している. これと右下の写真のような馬蹄形部品とをくみあわせるのだが,この馬蹄形部品のほうはプラスティック製のものがみあたらないので,やむなくアルミ製のものを使用している.

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また,プーリをつける部品 (下の写真) も交換した. 右が交換前,左が交換後の部品の写真だ. 交換前の部品は特に劣化しているわけではないが,写真をみるとわかるように肉薄でブレやすく,精度をおとしているとかんがえられるので,より肉厚の部品と交換した. プーリもよりしっかり固定されるようになった.

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2019-10-31 追記:
その後,Kossel 2 号機のヘッド・ヒータも交換した. 最初は 30 W の出力だったはずだが,テスターではかってみると抵抗が 8 Ω くらいあるから, 20 W 以下しかでないはずだ. そのため,設定温度に達しない. これを 40〜50 W のヒータにかえて,きちんと設定温度に追従できるようにした.

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