[ トップページ ]
地理・地域:中国, 観光・旅行・出張:海外旅行・出張

スマホと LED 照明に圧倒されたがデザインやアートの新風にもふれた深圳 (深セン) の見学旅行

最近,旅行・出張に行っていなかったが,おもいたって深圳に旅行 (出張) することにした. いつものように項目ごとに記事にして,ここにまとめることにする.

スマホ屋に圧倒された华强北の店など

行くまえには,くみこみのボードをつかったり,ボードを設計したりして,おもしろいものを売っているところを見たいとおもっていた. しかし,めだつところには圧倒的にスマホそのものや修理屋,スマホの部品などを売っている店がおおかった. そして,あとは秋葉原の普通の部品やのように電子部品を売っている店があり,見たい店はさがしだすことができなかった. ある程度は事前調査をしていったつもりだが,どこにどういうビルがあるかも知らない状態だったので,やむをえないとおもう.

デザイン,アートと LED 照明

デザインやアートをそだてるのに,専門機関だけでなく,まちじゅうで協力している様子がうかがえた. すでに ADC などの規模のおおきなショッピング・センタがあるうえに,さらにおおきなもの (IADC) がつくられようとしている. そして,これらのこころみはすでにある程度の成功をおさめているようにみえた. また,日本からも店やアーティストなどが行っていることがわかった.

3D 印刷と照明器具を仕事としている私にとっては,それらに関する店や会社に興味があった. 3D 印刷に関しては比較的わずかなものしか,みつけられなかった. 一方,照明屋はとても数が多いことがわかった. 照明屋があつまったビルはだいぶていねいにみたので,それだけで数日つかってしまった. 店にある器具の種類としてはシャンデリアが圧倒的に多い. 日本にくらべるとシャンデリアの値段がやすいのだろうとおもう (タグはついていないので値段はしらべていない) が,それにしてもモノばなれしてきている日本とはちがって,中国人はそういうモノにもっと興味をもっているのではないだろうか?

深圳の他の場所

ゆたかになれば遊園地やテーマパークなどをつくるのは当然の方向だろうが,教育色がでている. 学校でもその壁などをみるとモラルの向上をめざしていることがわかるが,テーマパークなどでも民族融和などがテーマになっている. 民族融和にちからをいれていることは,北京にいったときにも見て感じたことだ.

食事,買い物,ホテル

ホテルの選択をまちがえたようにおもうが,それほどおおきな問題はなかった. 店に関して言うと,深圳にかぎったことではないが,中国ではレストランの数が圧倒的に多い. 肉まんやパンを売っている店も多くて,どこで買うか迷う. 中国では麺が多いのは北でも南でもそうだとおもうが,深圳ではほとんどが汁そばだ. 汁なしのそばもあるが,焼きそばは基本的に深圳の外のものだ. また,Walmart でも食料品が中心なのはもっともだとおもうが,アメリカの Walmart とはまったく印象がちがっていた.

フライト・交通

旅行の時期や予約時期によっては,もうすこし安くあげることもできただろう. しかし,9 日間でホテルが 2 万円,食事やおみやげなどをあわせても 2 万円に達しないので,交通費をあわせても 10 万円程度であり,まあまあだろう. 機会があればまた行きたいとおもう.

その他

実環境やネット環境に関しても,いろいろ知ったことがある. ネット環境は外の世界とはちがうが,深圳にきてしらべたいことをしらべるには,それなりに向いている. 地図はもちろん,日本の漢字に対応する中国の漢字をみつけたいときなどにも Baidu がやくにたった. 歩道のひろさは深圳固有のものだろうが,あたらしい都市ゆえに,くるま中心であり歩行者には便利でない部分も多々ある.

キーワード:

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
https://www.kanadas.com/mt/mt-tb.cgi/7353

コメントを投稿

Google でブログを検索:

メインページアーカイブページも見てください.
Creative Commons License
このブログはつぎのライセンスで保護されています. クリエイティブ・コモンズ・ライセンス.
Powered by Movable Type