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インテリア・家具・機器の博物館:照明器具・ライティング

ライティングフェアをみてきた

3 月 7 日から日経メッセの一部として,東京ビッグサイトでライティングフェアがひらかれた. このもよおしをはじめてみてきた. あたらしい情報はほとんどなかったが,Lixil でエクステリアに 12 V の配線をつかうことを提案しているのがすこし気をひいた.

日本の建築照明に関するパネルでは,あかるさがおさえられ,明暗がつけられた (くらいところでは 1 〜 10 ルクス) 建築照明が紹介されているが,展示会のブースではそのほとんどであかるさが強調されている. 蛍光灯をおきかえるようなタイプの照明がおおいが,フィラメント電球もめだっている. 通常の LED 電球はわずかしかない. テープライトもあるが,それほど多くはない. いずれにしても,とくに新鮮なものはなかった.

そのなかで目をひいたのは,Lixil だ. エクステリアで 12 V の電源をつかうことを強調している. 地中に AC 100 V からの変換機をうめこむようになっている. きいてみると,12 V にすることで,電気工事士でなくても工事ができることがひとつの利点だという. それはもっともだが,おなじことは家のなかにもいえるはずだ. しかし,家のなかに 100 V でない配線をする提案はない.

テープライトで 24 V の電源をつかっているものもあるが,24 V でつけるのは LED 6 個だけだ. 7 個つけるなら 24 V にする価値があるようにおもうが,24 V で 6 個なら 12 V で 3 個つけるのと効率はかわらない. 日本では 24 V の電源はあまりつかわれないから,利点があるようにみえない.

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