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DIY (日曜大工) とものづくり・実験:3 次元印刷 (3D printing)・CAD, 科学・技術・自然:計測

3D プリンタのプリントヘッドの温度がはかれない…

せまい面積の高温を正確にはかるのはむずかしいということを痛感した. 3D プリンタ Printrbot+ の hot end (プリントヘッド) の指示温度がおおきくはずれていることがわかって,温度をはかる必要が生じた. てもちの赤外線温度計は 180 ℃ までしかはかれないので,もっとたかい温度がはかれる温度計を 2 個買ったが,どちらでもうまくはかれなかった.

InfraredThermometer.jpgてもちの赤外線温度計で 260 ℃ まではかれれば,なんの問題もなかった. この TN006 という温度計 (写真) はよくできていて,hotend の先端の温度も (180 ℃ までは) ほとんど瞬時にうまくはかることができる. 赤外線温度計は便利だ. そこで,もっと高温まではかれる赤外線温度計を発注した. あわせて,接触型の温度計も発注した.

とどいた赤外線温度計 (本体にはメーカー名も型番も書いてないという,あやしげなしろものだ) は,天井のようなひろい面積はうまくはかれるが,hotend のようなちいさなものの温度はほとんどはかれない. ノズルの先端の温度をはかろうとしても 50 ℃ 以下を表示する始末だ. だから,この目的にはまったく使用できなかった.

接触型のほうは,予想されたことだが,測定にもっと時間がかかる. しかも,つきさしてはかるタイプなので,hotend にあててもその温度にまであがらない. というわけで,こちらもやはりつかえなかった. これがつかえないことは予想の範囲内だったが,2 個買って 2 個ともはかれないということで,いささか落胆した.

とりあえずは,ABS 樹脂からけむりがでる温度が 260 ℃ くらいだろうということで,およその見当をつけるしかない. トリマーを 300 Ω くらいにしたのは,だいたいただしそうだ.

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