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書評:政治・法律・憲法, 政治・法律・憲法:政治家, 政治・法律・憲法:構造改革と民営化

日本の未来があかるいと感じられない本 ― 枝野 幸男 著 「叩かれても言わねばならないこと。」

序章は 3.11 のことを書いているが,それについて書いている量は想像していたよりすくない. この本のおもな内容は近代化や成長がおわった日本をどう方向転換するかということだ. キーワードは 「負の再分配」 であり,菅直人がかかげていた 「最小不幸社会」 と同様にネガティブなイメージがこの本全体をおおっているように感じられる.

もはやおおきな成長はのぞめないというのはそのとおりだろうが,政治家が (ウソをつくという意味ではなく) もっとあかるい未来のイメージをしめしてくれないことには, 日本はよい方向にむかうことができないのではないだろうか?

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 叩かれても言わねばならないこと@Amazon.co.jpKindle 本@Amazon.co.jp

注記: Amazon.co.jp書評書評 (Kindle 本) に投稿しています.

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