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数学・計算・情報学・プログラミング:人工知能・複雑系と人工生命, 書評:数学・計算・情報学・プログラミング

類書にない内容もあるが,それらよりやや印象がうすかった ― アルバート・ラズロ・バラバシ 著, 「新ネットワーク思考 ― 世界のしくみを読み解く」

ダンカン・ワッツの本と同様に,複雑ネットワークの研究者による一般むけの本だ. 内容もスモールワールド (「小さな世界」 と訳されている),インターネットとスケールフリー・ネットワーク,ウィルスやコンピュータ・ウィルスなど,かさなる部分が多い. 類書はワッツの本以外にも何冊かあるが,それらとくらべるとインターネットと WWW についてはややくわしく書かれているようだ. 他の本にない興味ぶかい部分もあるが,残念ながらワッツやブキャナンの本とくらべると,やや印象はうすかった.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 新ネットワーク思考@ [bk1]新ネットワーク思考@Amazon.co.jp

注記: BK1書評Amazon.co.jp書評 に投稿しています.

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