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政治・法律・憲法

民主党を応援したいが,経済ツウをえらぼうとしても…

参議院議員選挙がちかづいている. 民主党をすくなくともつぎの総選挙までのあいだ応援したいとおもっているのだが,候補者のなかから経済ツウをえらびたいとおもっても,民主党候補者のなかに適当なひとがいない. 民主党候補者のなかからえらぶのはあきらめざるをえないと,おもいはじめている.

衆議院では民主党が圧倒的な議席をしめているなかで,参議院では半数をおおきくわりこむことになると,1 年前までの自民党政権と同様のくるしい国会運営が再現する危険がたかい. うまくいっていない点がおおいとはいえ,事業仕分けをはじめとするさまざまな改革で努力をつづけている民主党にすくなくともつぎの総選挙までのあいだガンバってもらいたい,応援したいとおもっている.

しかし,その反面,民主党に経済財政政策をまかせていると日本はつぶれてしまうのではないかという危機感もある. 民主党の経済財政政策が混迷しているひとつのおおきな原因は,民主党内に経済にあかるいひとがすくないためだとかんがえられる. だから,選挙では,とくに比例代表としては経済ツウをえらびたいとおもう. ところが,民主党の比例代表のなかには経済ツウとおぼしきひとがほとんどいない.

民主党候補者のおおくは組合経験者であり,野党だったときには自分たちの要求を国会を通じて実現していくためにその能力を発揮していたのではないかとおもえる. しかし,与党になり,みずから政策を立案・実行していく立場になったときに能力を発揮できるひとがどれだけいるのだろうか. 候補者のリストをみて,そのホームページで理念や政策をみると,民主党の候補者に投票するべきでないのではないかというおもいが,しだいにつよくなってきた.

東京選挙区をみても同様だ. たしかに,民主党政権で重要なやくわりをはたしているひとがいる. しかし,経済ツウということになると,やはり選択肢はちがってくるようにおもう.

いま経済政策として重要なことのひとつは成長戦略をたてることだ. それができそうなひとを比例代表のなかからさがすと,やはり自民党候補者になってしまう. みんなの党も経済成長を柱にしているが,それを具体化できる能力がその候補者にあるのかどうか判断できない. 民主党の候補者えらびは,やはり,小沢一郎の方針が反映していて,えらびたいひとより選挙につよいひとということになっているのだろう. 小沢がひっこんでも,もう,それはかえられない.

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