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書評:政治・法律・憲法, 政治・法律・憲法

まだそれほど危険はないと安心してよい ? ― ステファン丹沢 著, 「オバマを狙う 「白いアメリカ」」

すでに何人も大統領が暗殺されてきたアメリカ,そして南部に白人優越主義者をかかえるアメリカで誕生した黒人大統領は暗殺される危険がたかいのではないかと危惧してきた. しかし,マスコミなどでその話題がとりあげられているのをほとんどきいたことがない. この本はこの話題を正面からあつかう,かずすくない本だ.

この本では実際に,オバマをねらった事件を,かれが大統領になるまえからリストアップしている. しかし,それだけでは 1 冊の本をうめることはできなかったようだ. 歴代の大統領の暗殺あるいは暗殺未遂事件をとりあげ,オバマの再選を阻止するうごきもとりあげている. オバマに関してはまだ暗殺者の存在がそれほどおおきな問題になっていないのだとしたら,すこし安心してもよいだろうか.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: オバマを狙う「白いアメリカ」@ [bk1]オバマを狙う「白いアメリカ」@Amazon.co.jp

注記: BK1書評Amazon.co.jp書評 に投稿しています.

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