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生活:食品・料理と嗜好

やはりアメリカン ― Gallo Chardonnay 2006

Gallo Chardonnay 2006 というカリフォルニア・ワインをあけた. 1000 円以下だったとおもうが,アロマは非常によい. ただ,シャルドネとしては酸味がよわく,甘味がつよい. フランスだったら,おなじぶどうから,もっとちがうワインをつくっていただろう.

GalloChardonnay2006.jpg アメリカにはとんでもない味のワインもあるが,それとくらべると,これはかなりよいできだといってよい. しかし,シャルドネに期待するのはもっとシャープな味だ. これはマイルドにすぎる気がする.

酸味を調整するためになにかしたのかどうかはわからないが,すくなくとももっと辛口にしあげることはできたはずだ. そうしないのはアメリカ人のワインの趣味によっているのだろう. アメリカの文化はかなりの部分をイギリスに負っているが,私は最近注目されているイギリスのワインについてはよく知らない. しかし,すくなくともこれはドイツ人の趣味にはちかいといえるのではないだろうか? フランスでつくられるものとは,あきらかにちがう.

やはり,アメリカのワインにはもっと注意するべきなのだろう. チリのほうが,もうすこしよいかもしれない.

キーワード: ガロ, シャルドネ

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