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竹中大臣の挑戦,その全体像 ― 竹中 平蔵 著 「構造改革の真実 ― 竹中平蔵大臣日誌」

小泉政権下での竹中大臣のさまざまな挑戦を挑戦者自身がえがいている. 個々の問題をもっとくわしくあつかった本はほかにあるが,金融改革,郵政民営化,政策プロセスの改革など,全部をとおしてみるにはこの本を読むのがよいだろう. 竹中大臣がただしかったかどかはより客観的にみる必要があるだろうが,彼自身がなにをかんがえ,なにをやってきたかを知ることができる.

(実名はあまり書いてないが) 批判されているひとがおおいなかで,北朝鮮訪問もふくめて,小泉首相には最大限の賛辞が書かれている. また,自民党税調のドンといわれた」山中貞則に対して 「政界のドンと言われる人の志の大きさと人間の奥深さを,様々な形で学ばせてもらった」 というのも興味ぶかい.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 構造改革の真実@ [bk1]構造改革の真実@Amazon.co.jp

注記: BK1書評Amazon.co.jp書評 に投稿しています.

キーワード: 郵政民営化

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