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動画の実験をはじめるときに著作権への配慮が必要だった

ネットワーク上にさまざまな動画があふれ,IPTV もいろいろな機会にとりあげられるようになってきた. もともと映像にかかわる気がなかった私も,研究上で動画をつかう機会もでてきた. 研究上でまにあわせに著作権の帰属がはっきりしない動画をつかっていて,失敗した. 最初から著作権のことをもっとちゃんとかんがえておくべきだった.

動画をつかって短期間の実験をして,報告書を書く必要があった. 研究期間がかぎられているので,ストリーミング・サーバに付属している動画をつかってデータをとった. その結果を報告書に書くときに,ついでに動画の品質をみせるためにスナップショットをとって,それを報告書にのせようとかんがえた.

ところが,実験につかっているあいだはよいが,印刷物にのせてしまうと,あとで著作権で問題がおこらないともかぎらない. オマケについているものだから,たぶん問題はないとおもうのだが,はっきり確認ができない. 確認しようとしてメールを書いたが,すぐには返事がこない.

報告書はいそいで書く必要があったので,結局,スナップショットをのせるのはあきらめてしまった. それをのせることに本質的な価値があるわけではないからあきらめたのだが,はじめから著作権フリー (public domain) であることがあきらかなコンテンツをつかっていれば,あきらめる必要はなかった.

ずっと映像関係の研究をしているひとなら常識なのかもしれないが,しろうとだった私は,おもわずてもとのファイルで実験してしまった. 今後はもちろん,最初からちゃんと準備して実験にとりかかることにしよう.

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コメント (2)

著作権は、難しい問題ですね。

動画作製時に使う音楽もそうですが、
撮影されたうしろでながれてる音楽なんかも問題になったり、
素材とかも使うときには、注意が必要ですね。

ムービー ボーイズさん,
書かれているとおりだとおもいます.
エンジニアにとってはただ,かわりのものをみつければよいだけですが,
表現者にとっては 「これでなければ」 というものがあるでしょうね.

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