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Web とインターネット:Amazon (アマゾン), 知的生産とリテラシー:読書法

オンライン書店ビーケーワン (BK1) とアマゾンの利用のしかた

本を買うとき,Amazon.co.jp (アマゾン) と BK1 (ビーケーワン) とをつかわけている. あたらしい本を買うときはたいてい BK1 をつかい,古書を買うときは Amazon をつかっている. そうしている理由は,Amazon ではあたらしい本と古書とをほぼ同時に検索できること,あたらしい本は BK1 のほうが割引されることである. また,新刊書の検索にはおもに BK1 をつかい,それ以外の本をあれこれ検索するには Amazon をつかっている. Amazon と BK1 をくみあわせてつかうことによって,いろいろな利点がある. ここに書いたことはあらかた 「新刊書の買いかた ― ネット中心の 10 年の経験」 という項目に書いたのだが,その後かわった点もあるので,もうすこしくわしく書いてみたい.

新刊書の検索

毎週すくなくとも 1 回は新刊書をみるようにしている. BK1 ができるまえはその前身の TRC というサイトで毎週,新刊書のリストをみていた. ところが,BK1 ができてしばらくしてから,このサービスは廃止された. すぐにはかわりにつかえるサービスがみあたらなくて,こまった. しかし,やがて BK1 で新刊書のリストがみられるようになった.

BK1 では 4 日まえまでの新刊書はここからリンクをたどることができる. なぜ 1 週間分みられるようになっていないのか,わからないのだが,実は URL がふくんでいる数字を “5”, “6” にかきかえると,6 日前までの新刊書をみることができる. つまり,1 週間分はみることができるということである. この機能をつかっているので,基本は週 1 回にしている. ただし,1 日のあいだでもリストは変化するので,うっかりしていると,6 日まえに発行された本の一部がみられなくなってしまう.

買う本の候補のあつかいと書評の参照

BK1 で興味をもった新刊書はとりあえず 「あとで買う」 本のリストにいれておく. すぐに買うときは 「買い物かごへ」 のボタンをおすのだが,すぐに買うことはあまりない. すでに買った読みたい本がたくさんあるので,とりあえずはリストにいれておいて,ある程度評価がさだまるのを待つ.

評価のためには書評がやくにたつ. しかし,BK1 にすぐれた書評がのっていることもあるが,おおくの本は BK1 には書評がのっていない. そこで,「あとで買う」 にいれた本を Amazon のカートにうつして,だれかが書評を書くのを待つ. もちろん,新聞・雑誌などの書評にその本があらわれればそれを参考にしてもよいわけだが,「沈む書評」 という項目に書いたように,それはあまり期待していない. こうやって Amazon のカートには候補の本がたまっていく. あとで買う本のカートには 600 冊しかはいらないので,ほぼいっぱいになっている.

本の買いかたとポイント

新刊書をすぐに買うときは Amazon にいっても古書として売っていないので,BK1 で買う. すこし時間がたてば,本の種類によっては古書がでてくるので,そのほうがやすければそれを買う. ただし,古書は 1 冊ずつ送料がかかるので,すくなくとも送料分 340 円はやすくないと,古書を買う意味がない.

古書を買っても著者や出版社にはカネがまわらないから,あたらしい本を買うべきだというひともいる. Amazon で買うとたいていヤマト運輸がはこんでくるので,ヤマトばかりもうけさせているようでもある. しかし,リサイクルという意味では古書を買うのもわるくないのではないかとおもっている. ただ,おおくのばあい古書は過剰に包装されてくるので,それが気になる.

10000 円分まとまれば,BK1 では 1000 円のポイントをもらうことができる. つまり,1 割引で買うことができる. Amazon でもポイントがついたりするが,こんなにおおくはないので,あたらしい本を買うときは BK1 で買うようにしている. ただし,BK1 では雑誌はほとんどとりあつかっていないので,雑誌はだいたい Amazon で買うことになる.

30000 円分まとまればさらに割引があるが,そこまでまとめ買いをしたことはまだない. 10000 円にみたないときはべつのポイントをもらうこともできる. BK1 のポイントは複雑でよくわからない (BK1 側で計算をまちがえて,いったんもらったポイントをとりかえされたこともある) が,いずれにしても 10% よりはひくいので,あまり期待していない. ときどきギフト券なるものをくれるが,これで 10% 分以上かせげるときは,それをつかう. ギフト券は 1 回の注文につき 1 枚しかつかえないので,100 円のギフト券は利点がない. したがって,それはすてる.

書評を書くこと

Amazon で書評を書いても実入りがないが,BK1 で書評を書くと,「書評を投稿しがいがある BK1」 という項目に書いたように,ときどき 3000 円分もらえるので,わるくない. また,書評は 「新着書評」 に掲載されるので,すぐにフィードバックがつくのもよい. ただし,すくなくとも私が書く書評に関しては 「この書評はよくない」 という評価をもらうことはすくない. これに対して Amazon のほうはなかなかフィードバックがないことがおおいが,もっときびしい評価をうけるので,反省材料になる.

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