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アラカルトごとに列ができる会社のカフェテリアでのスケジューリング

おおくのカフェテリア (食堂) ではひとつの列にならぶなかで,いくつかのアラカルトがとれるようになっています. ところが,私の会社のカフェテリアではいくつかのアラカルトは自分でよそう必要があるため,1 品ごとに列ができています. また,給茶機にも 1 個ずつにならぶようになっています. たいていのひとはほとんどなにもかんがえずに列にならんでいるようにみえますが,私のばあいはスケジューリングを最適化しようとしています. 仕事がネットワーク屋なので,その技術をつかおうとしている (?!) わけです. これによって時間は短縮されますが,少々つかれてしまいます.

現在のアラカルトのならべかたや給茶機のおきかたが最適だとはおもえませんが,それがこの項目の主題ではありません. あちらこちらに列ができているときに最適な行動のしかたはどういうものかということです.

どのたべものやのみものをとるかをはじめに一意にきめてしまえば,行動のしかたはかなり制約されます. ごはんをとり,メインディッシュを 1 個,みそしるとつけあわせをそれぞれとって,最後にお茶をとっておわりというのが一般的です. これらのたべもののならびからいって,ごはんを最後にとるようなことはかんがえられません. しかしそれでも,お茶をどこでとるかは,選択の余地があるようにおもいます. ごはんのまえに列ができていて,そこにこれからならぼうとしているひとがいないときは,お茶を最初にとることで時間を節約することができます.

私のばあいはすききらいがとくにないので,列のながさもおかずを選択するときの基準のひとつになっています. とくに,自分でよそうおかずについては数 10 秒間占有してしまうひともいるので,そこにならぶのはぜひさける必要があります. お茶をさきにとって様子をみることもあります. 3 交代制になっているのでそれほどひどく混雑することはありませんが,それでもなるべく,あいた窓口をふさぐように行動すれば,より混雑をさけることができます. ネットワーク屋の用語でいうと,work conserving にちかい (あいた窓口がすくなくなる) スケジューリングをすることで効率をあげることができます.

いずれにしても,こんなくふうをしていると,それだけで疲労感がたまってしまうこともあるので,こんなことをしなくてもうまくとれるようにしてもらいたいものです.

キーワード: キューイング

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