[ トップページ ]
言語・コミュニケーションとネットワーキング:voiscape, オーディオ博物館, 失敗, 情報通信博物館

感度がひくくて泣かされた USB ヘッドセット

仕事上,おなじヘッドセットないしヘッドフォンを数台同時につかう必要が生じます. こうした機器をどんどん買うわけにもいかないので,すでに買ったものをつかうことになりますが,そのために毎回おなじ弱点に泣かされることになります. 「デジタル音声再生は,ひとすじなわではいかない」 でも Sony DR-260 USB という USB ヘッドセットのことを書きましたが,そこには書かなかった弱点でいささか,くるしむことになりました.

DR-260USB.jpg このヘッドセットの弱点のひとつは効率がひくいことです. つまり,おなじ入力をあたえても音量がちいさいのです. ヘッドフォンをアンプにつなぐときにはこれはたいした問題ではありませんが,USB につないだり,PC のアナログ出力端子につなぐときは,問題がおこりえます. ダイナミック・レンジをかせぐために平均の音量をさげていると,PC のボリウムをあげても音がちいさくなってしまいます.

voiscape のばあいには,いまのところ調節機能があまりうまくできていないので,音質を確保したうえでちょうどよい音量にするのがむずかしいのです. 音源やらプログラムやらをいじる必要がでてきますが,ヘタをすると G.711 や 16 bit リニアの音はクリップされて,ひずんでしまいます. というわけで,今回がはじめてではありませんが,あたらしい PC をつかったことをきっかけとして,泣かされるはめにおちいりました. USB で接続したほうが音量はややおおきいのですが,「デジタル音声再生は,ひとすじなわではいかない」 に書いた弱点をさけるために今回はアナログ接続しようとかんがえたので,さらに音量がちいさくなって,調整が必要になってしまいました.

キーワード: ヘッドフォン, ヘッドホン

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
https://www.kanadas.com/mt/mt-tb.cgi/1994

コメントを投稿

Google でブログを検索:

メインページアーカイブページも見てください.
Creative Commons License
このブログはつぎのライセンスで保護されています. クリエイティブ・コモンズ・ライセンス.
Powered by Movable Type