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徒歩による海外旅行のたのしみとリスク ― バンコク編 ―

樋口 裕一 の 「旅のハプニングから思考力をつける!」 という本を読みました. その感想は 「20 世紀の街の旅行記」 に書きました. 海外旅行の途中でおこるおもいがけないできごとを “たのしもう”,あるいは “いかそう” という趣旨ですが,これは,まちあるきをたのしむ,私の海外旅行のやりかたに通じるところがあります. 私も世界のいろいろなまちをあるいてきました. そのすべてをここに書くことはできないので,まずはバンコクのことを書いてみようとおもいます.

もう 15 年ちかくまえのことですが,妻とともにタイのバンコクを旅行しました. 寺院などの観光地にももちろん行きましたし,アユタヤ遺跡にまでいきました. しかしそれよりも,バンコクは街なので,私としては当然あるきまわりたい. 妻はあるくのがそれほどすきなわけではないので,ときにはおこらせながらも,結局,かなりの距離をあるくことになりました. しかし,バンコクのひとからみると,日本人が徒歩で旅行しているすがたはみなれないものだったらしい. いろいろなひとが声をかけてきました. それぞれいろいろな話をしました. しかし,基本的には私が痛感したことは,親切なひとがおおい,私も日本で海外からの旅行者には親切にしなければ,ということです.

最初に声をかけてきた男は,日本に何度か行ったことがあるとはなしました. タイで安く宝石などをしいれて,それを日本に売りに行っているのだということです. おなじことをやってみないかとさそわれました. つまりは密輸のすすめです. 当然ことわったのですが,とくに密輸に罪悪感を感じているふうでもありません. もう,なにを話したのかはよくおぼえていませんが,密輸の話をべつにすれば,あるくよりはくるまにのったほうがよいことなど,いろいろと親切におしえてくれました.

大学のちかくにいけば,学生がなにかこまっていることはないか,と声をかけてきます. 「こまっていない,ありがとう」 というと,そのまま去っていきました. ちょっと声をかけてくれるだけでも十分に親切です.

さらに,夕方になってまちのひろばにいると,警官が,ここは危険があるから,くるまでおくってあげようといいます. パトカーではなく,たぶん自分のくるまで,みやげものの店までおくってくれました. 職業意識があるとはいえ,親切心でおくってくれたのだとおもいます. 店からリベートをもらうのかともおもいましたが,店のひとに会わないままかえったので,そうではなかったのでしょう.

タイであぶないめにあったという話は本などに書いてありますから,実際にあぶないことはあるのでしょうが,さいわい,危険なめにはいっさいあいませんでした. もっと注意する必要はあったのでしょうが,まちあるきしたことで観光地だけをまわる旅行ではえられない経験をいろいろとしたとおもいます.

2011-7-24 追記: 東南アジアとくにタイでは,くらしている日本人もおおく,そこでの現地人や日本人についての本も多数あります. ここに書いたのはもう 20 年ちかくもまえの話ですが,数日いただけでもバンコクのおもしろさは十分に感じることができました. くらしてみてもいいまちなのではないかとおもいます.

キーワード: 東南アジア, 海外旅行, 海外出張, 危険, 楽しみ, リスク, 出会い, まちあるき, 町歩き

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