梅棹 忠夫 の 「知的生産の技術」
以来,この種の本をいろいろ読んできた.
もっともインパクトがあったのが 「知的生産の技術」 であることはいうまでもないが,最近読んだ本のなかではこの 鎌田 浩毅 が出色である.
日本はホワイトカラーの生産性がひくいといわれている.
生産性をさげている原因としてはダベっている時間がながいこともあげられるだろうが,なにもしないでかんがえている (フリをしている) 時間がながいこともあるのではないだろうか.
知的生産の生産性がひくい理由のひとつはいきなりむずかしいことをしようとすることにあるとおもわれる.
この本はラクなところからはじめればよいこと,もとめられるアウトプットにできるだけはやくちかづくことを主張している.
それは,私自身が実践していることでもある.
ほかにもいろいろ,私のやりかたと共通するところがあった.
本にどんどんしるしをつけること,原稿は締切よりずっとはやく書くこと,などなど.
理系であれ文系であれ,やくにたつことはいろいろあるとおもう.
評価: ★★★★☆
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