2021年1月アーカイブ

工学院大学での遠隔での試験の答案用紙を Google spreadsheet でつくった. スプレッドシートをつかうことにはいくつかの利点があった. 来年度は紙での試験にもどる可能性がたかいが,教室での試験にもスプレッドシートがつかえれば利点があるとかんがえられる.

遠隔で試験をするとき Google Classroom をつかえば比較的容易にできるのだろうが,それがつかえないので Google Spreadsheet の答案用紙を 1 人ずつつくって配布する際に,そのリンクを CoursePower をつかって知らせようとした. ところが,CoursePower にはそのためにうまくつかえるしかけがないようだ.

工学院大学で担当している遠隔授業で,ふだんの授業内の小演習やアンケートには Google form を使用している. しかし,Google form は学生がこたえた内容を集計するには便利だが,いろいろ制約がある. そのため,試験には Google spreadsheet をつかうことにした.

工学院大学で「インターネット論」を担当しているが,今年はすべてを遠隔授業として,試験もオンライン・リアルタイムでおこなうことにした. 通常の授業でも G Suite (Goodle Workspace) をどうつかえばうまく授業ができるかが課題になったが,試験のやりかたにもくふうが必要だ. 試験中に学生の様子が把握できるようにするために Google スプレッドシートを使用する方法をくふうしたので,それについて書く. 試験がおわってから必要な記述を訂正した (2021-1-9).