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3D 印刷論文査読と実験計画法の知識

機械工学系の論文誌から 3D 印刷の論文査読を依頼された. 3D 印刷の論文を書く身だが機械工学の知識は浅いので査読のハードルは高いのだが,あえてひきうけた. 査読するために必要になった知識のひとつは実験計画法だ. 大学生のころから,ことばとしては知っていたが,ほとんどかじったことがなかった. それをいまになって学ぶ必要があった.

英語の論文だから alc.co.jp の英和・和英辞典のお世話になるが,この辞典も,訳語そのものも問題が多いようにおもえる. 「実験計画」をひくと “experiment design” とでてくる. ただしくは design of experiments (DOE) なので,これはまちがいだ. この「計画」が “design” の訳語だということもしらなかった. これは「数理計画」にちかいことばだとおもっていたが,こちらは “mathematical programming” だ. “Programming” も “design” と同様に「計画」と訳すのが適切だとはおもえない. とはいえ,これを「数学プログラミング」と訳したら,なんのことやらわからない. 日本語はやっかいだ.

実験計画には常套的な手法があるようだが,それを知らなかったので,査読するべき論文がなかなか読みこなせなかった. Wikipedia の factorial experiment という項目をみることで,それもだいぶわかりそうになっている. こういう手法を知ることはたぶん私の仕事にもやくにたつ.

実験計画は田口メソッドと関係がふかいが,日本語では田口メソッドのことを「品質工学」というのだという. これも知らなかったことのひとつだ. 田口メソッドにもあまり首をつっこんでいない. しかし,今回,直接関係しているのは Jones, B. らによる definitive screening design (DSD) という方法だ. そのキモは「へそをおさえる」ことのようだ (と書いてもわからないだろうが). これは 2011 年の論文で提案された比較的あたらしい方法であり,査読をひきうけたからこそ知ることができた.

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