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ふたたび OpenShot の使用感…

昨年,「研究紹介ビデオの制作」 という項目に OpenShot という動画編集ソフトの使用感を書いた. また研究紹介の季節がめぐってきて,OpenShot をふたたびつかったので,使用感をふたたび書くことにする.

OpenShot を昨年つかったときは,ver. 1.1 くらいだった. 最近は ver. 1.3 というのがでているが,とりあえずつかったのは ver. 1.13 だ. 去年つかったのとおなじ版かもしれない. 自宅では Linux として通常は Fedora をつかっているが,OpenShot は Fedora でうごかすのがむずかしいので,Ubuntu 10.04 上でつかっている. つまり,Fedora には OpenShot に必要なライブラリがいろいろはいっていないので,それをみなとりこまなければならない. それがすんなりできる保証はない. 実際,昨年それをやろうとして,途中で断念してしまった.

Web 上でみるかぎりは OpenShot の評判はよい. 私の経験とはおおちがいだ. 私自身は昨年,OpenShot 1.xx で,つぎのような経験をした.

  • ビデオを生成するとき,本来のながさよりみじかくなってしまう. そのひとつの原因は時間がはやまわしになってしまうことだ. これはいつもおこるわけではないが,素材屋指定した出力形式などのビデオ形式によっておこるようだ. この問題をどうやってふせげばよいのかは,いまだによくわからない. 去年はいろいろやって解決策をみつけた. さいわい,今回はこの問題はおこっていないようだ.
  • 時間が均等にちぢまるだけならまだよいが,トラックの同期がずれてしまう. 一方のトラックだけがつまって,他方がつまらないと,同期がとれなくなって,わけのわからないビデオになる. しかし,この問題は空の静止画などをつかってトラックを全部うめればふせげるようだ.
  • 本来よりみじかいビデオができるもうひとつの原因は,時間のすすみかたが均一でなくて,つまってしまうことがあることだ. たとえばキャプションの再生に 2 秒とってあったはずなのに,1 秒以下になってしまったりする. キャプションを単独で再生すると (つまり,べつのトラックに動画がないと) こうなるようだ. だから,対策としては空の動画で別のトラックをうめればよいことになる (ほんとうにそうか?). 今回は空の動画がないので,背景がくろいキャプションの裏に空でない動画をかさねた. これでただしく再生された.

こういうわけで,とてもつかいにくいソフトだというのが感想だ. ほかのひととちがう結果をえているとすれば,なにが原因なのだろう. CPU がふるくておそいとか,メモリがすくないということはかんがえられる. しかし,そんな原因でただしく動作しなくなるとしたら,できがわるいといわざるをえない. それ以外にはあまりおもいあたることがない.

Ubuntu のソフトウェア・アップデータを起動しても,OpenShot は ver. 1.13 にしかならないが,OpenShot のホームページをみると Ubuntu 10.04 には ver 1.3 がインストールできるらしい. 書いてある手順にしたがうと,たしかにインストールできた. しかし,これまでのところ,version up してよくなったことはない. 時間がちぢむのはこれまでどおりだ.

というわけで,OpenShot はいまのところ,まともではない.

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