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Web ブラウザで動作することの強力さと重要さ

はじめて公開した Java のプログラム -- 反オブジェクト指向 (?) のプログラム」 にも書きましたが,私がはじめて Java で書いたプログラムを公開したのは 「CCM をつかった単純な問題解決の例」 で N クウィーン問題,地図のぬりわけ,魔方陣をとくプログラムを公開した 1996 年です.

それから 10 年以上たちましたが,これらのプログラムはほとんどもとのまま,いまもたいていのブラウザ上で動作します. すこしだけてなおししましたが,それは動作しなくなったからではなくて,気にいらなくなった部分をなおしただけです. この 10 年のあいだに Web ブラウザの主役はいれかわり,ブラウザも Java も何度も改訂されていることをかんがえれば,これは画期的なことだといってよいでしょう. また,これらのプログラムはずっとおなじ URL においているので,いつでもアクセスすることができます.

JavaScript で書いたプログラムもひとつだけ Web にのせています. それは,やはり 1996 年に書いた 電卓のプログラムです. これもバグをとるためにすこしだけなおしましたが,ほとんどもとのままです. これもやはり,もとのままのプログラムでも現在も動作しますし,おなじ URL でずっとアクセスできるようにしてあります.

私はもちろん,ほかの言語でもいろいろプログラムを書きました. そのなかには公開したいものもあるのですが,そのままでは Web で動作しません. そのため,そのうちのおおくは,どこにしまってしまったのかもわからなくなっています. これは,Web ブラウザで動作することの強力さと重要さをしめしているとおもいます.

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