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情報の選択・検索 アーカイブ

2007-12-08

2 つの操作のうち,ここでは選択についてかんがえる. 選択の方法としてつぎのようなものがかんがえられる.

ナイーブな選択
とくに高度な,あるいは系統的な方法をつかわない,単純な選択である. たとえば,パーティでの人や話題の選択などがこれにあたる. メディアからの情報を選択するとき,特定のメディアからの情報だけを知覚すること,たとえば特定の番組や雑誌しかみないというような選択も可能だが,これらもナイーブな選択だということができる.
検索
検索はより高度で系統的な選択の方法であり,ひろい範囲からなんらかの方法で情報をえらびだすことをいう. かつては機械のちからを借りずに検索がおこなわれたが,現代では情報が膨大にあるので自動的な検索,とくにコンピュータのちからをつかった検索が必須になっている. ただし,人力検索もすてがたい. つまり,検索の際に人間の知性あるいは知恵が利用できれば,機械にはできない検索が可能になることもわすれてはならないだろう.

検索の方法についてかんがえる. ひろい意味での分類項目からの検索の方法として,つぎのようなものがある.

カテゴリーからの検索
yahoo_old.jpg Yahoo は現在では検索エンジンをそなえ,またポータルサイトの顔をしているため,本来のすがたがみえにくくなっているが,本来は Web のディレクトリ検索を実験したものである. 右の図は Yahoo がまだこの本来のすがたをはっきりとしめしていた時期のものである. つまり,その基本は人手で WWW 上の情報を分類してディレクトリをつくることが目的だった. 現在でもそれがひきつがれている (現在はどこがちがうか?).
50 音順の配列からの検索
国語辞典,百科事典などでは項目が 50 音順に分類 (配列) されている. 項目ごとに整理されているという点ではカテゴリーへの分類とちかい.

google_old.jpg また,分類項目からの検索とならぶ方法として,テキストからの検索がある. Google (右図参照) によって代表されるのがこれである. つまり,Google においては Web におけるキーワード検索が実現されている. この方法においては “機械的” に Web 情報のインデクスをつくり,それをつかって検索する.

hypertext.jpg もうひとつの方法としてハイパーテキスト検索がある (右図参照). ハイパーテキストとは複数のテキストをリンク (ハイパーリンク) でむすびつけ,リンクをたどりながらテキストをよむことができるようにしたものwである. リンクをたどることによって,目的のテキストにすぐアクセスすることができる. たとえば,WWW のリンクをたどるのがこの方法である. (ディレクトリ検索に似ているが,ちがう. どこがちがうか?)

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