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書評:科学・技術・自然, 科学・技術・自然

オープン化への説得力は十分でないが,今後の発展が期待される ― マイケル・ニールセン 著 「オープンサイエンス革命」

いまでも研究者のおおくは,論文を書くまで自分の研究の内容を外にはださない. しかし,物理の論文のおおくは論文誌に掲載されるまえに公開される. 分野によっては研究データを専門家間や一般人にも公開して,集合知によって研究を加速している. この本はそういう,さまざまなオープンサイエンスについての本だ.

この本は 400 ページあり,日本語の本としてはかなり厚いほうだ. しかし,オープンサイエンスのプロジェクトのおおくをとりあげるスペースがなかったという. 実際,これだけではまだどれだけの分野にオープンサイエンスのやりかたが有効なのかよくわからない. オープンでない分野の科学者を説得する材料にはならないだろう. しかし,とりあげられている例は興味ぶかく,今後の発展が期待できる.

評価: ★★★★☆

関連リンク: オープンサイエンス革命@Amazon.co.jp

注記: Amazon.co.jp書評 に投稿しています.

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