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書評:社会・経済, 社会・経済:社会保険・高齢者対策・福祉サービス

オランダにまなぶために,いまでもよむ価値がある本 ― 長坂 寿久 著 「オランダモデル ― 制度疲労なき成熟社会」

オランダではワークシェアリングがうまくいき,経済が活性化されているという. そういうオランダからまなぼうという本は何冊かあるが,この本もそのうちの 1 冊だ. 他の本のおおくがワークシェアリングなど比較的せまい範囲をとりあげているのに対して,この本はそれだけでなくオランダの社会がコンセンサスのしくみにもとづいていること,福祉のしくみ,社会悪を 「制御」 するというかんがえかたをとっていることなど,ひろい範囲をあつかっている. このようにひろい視野をもってみなければ,オランダからなにがまなべるかもわからないだろう.

2000 年に出版されているから,もう,本の内容があたらしいとはいえないが,もっとも重要なのは 1980〜90 年代だとかんがえられるから,そこはこの本でもカバーされている. いまでも読む価値のある本だ.

評価: ★★★★☆

関連リンク: オランダモデル@Amazon.co.jp

注記: Amazon.co.jp書評 に投稿しています.

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