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心理

ちかごろ,よく触覚的な夢をみる

夢は見るもの,つまり視覚的なものであることがおおい. しかし,音がきこえることもある. 私はちかごろ,なぜか触覚的な夢をよくみる.

数年前まで,午前 3 時をすぎるころに就寝すると,触覚的な悪夢をみることがあった. せなかがふとんにあたる感触が急になくなって,下におちるような気がして目がさめる夢. あるいは,肺をうえから圧迫されて,いきぐるしくなって目がさめる夢. こんな夢はみたくないものだ. こういう夢をみるのは,睡眠に関してからだと脳のバランスがわるくなっているのだろうと,解釈した. バランスを回復するにはいったん完全に覚醒することが必要だとかんがえて,そういうときには意識的に覚醒していた. 実際,そうすることで,ふたたび悪夢をみることはなかった.

最近は午前 3 時をすぎてから就寝しても,このような悪夢をみることはなくなった. しかし,ふとんのなかで横からひとにおされたり,風船のような弾力のあるものにさわる夢をみている. 夢からさめたときに,手に感触がのこっている.

ここ 10 年をくらいをのぞくと,こういう触覚的な夢はあまりみなかった気がする. 本でよんだり,ひとからきいた話でも,夢はたいてい 「みる」 ものであり,「きく」 ことはあっても,さわる夢というのはあまりきいたことがない. 最近 IT の世界では触覚的な入出力デバイスが開発され,それをつかった技術つまりハブティクス (Haptics) がすすんできている. しかし,それと夢が関係しているとはおもえない. どうなっているのだろう.

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