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社会・経済, 生活:食品・料理と嗜好

オレンジ・ジュースにみるデフレ

デフレがなかなかとまらないようだ. ちかくにオリンピックというスーパーマーケットがあるが,ここで売っているジュースの最低価格は最近まで 138 円だった (ただし賞味期限がちかいものは 128 円になる). いつもこれを買ってきていた. ところが,ここに 98 円のジュースが登場した.

オリンピックはちかくのほかの店にくらべて,やすいとはいえない. しかし,ジュースに関してはもっともやすい. とはいっても,すこしはなれた場所には 99 円ショップがあって,そこではオレンジジュースも 99 円で売っている.

しかし,このジュースは買わないことにしている. それは,家からすこしはなれているからというのもひとつの理由だが,もっとおおきな理由は味がよくないことだ. 刺激的な味なので,あまりうれしくない.

ところが,オリンピックでうりはじめた 98 円のジュースは味もよい. 138 円のとくらべて遜色がないから,メニューに定着するのなら,こちらを買うことにしようとおもう. ただし,138 円のはレパートリーがひろくてパインジュースなどもあるのに対して,98 円のはオレンジとアップルしかない. パインがほしければこれからも 138 円のを買うだろうが,いつも買うオレンジに関しては 98 円のでよい. しかし,98 円の <で> などと書いてしまう意識が,ますますデフレにつながっていくのかもしれない.

2010-8-12 追記:
幸か不幸か,その後はこのオリンピックで 98 円のジュースをみていない.

キーワード: デフレーション, 価格下落

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