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書評:メディア・アート・イベント・エンターテイメント, メディア・アート・イベント・エンターテイメント:写真・ビデオ・映画・テレビ

テレビ局の裏側のごく一部だが,格差問題などをかいまみることができる ― 中川 勇樹 著, 「テレビ局の裏側」

テレビ局の裏側にはさまざまな話題があるはずだが,この本の焦点はおもにテレビ局の正社員とそのまわりにいるひとびととの格差にあてられている. 正社員はろくな仕事をしなくても他の業界よりはるかにたかい給料をもらっているが,そのまわりにいる多数の零細企業のひとはその数分の一しかもらっていない.

有名タレントを起用すると制作費の半分をギャラとしてもっていかれるような環境では,この格差はそれほどめだたないということなのかもしれない. テレビ局の裏側のごく一部だとはおもうが,この本でそれをかいまみることができる.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: テレビ局の裏側@ [bk1] テレビ局の裏側@Amazon.co.jp

注記: BK1書評Amazon.co.jp書評 に投稿しています.

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