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情報通信博物館, 言語・コミュニケーションとネットワーキング

家庭への光ファイバー敷設のローテク

数週間前にフレッツ光の導入工事をした. 電話線を光ファイバーでおきかえるのに業者が苦労していたが,そこで駆使していた (が徒労におわった) ローテクが目についた.

電話線は壁の内側にあるプラスティック・パイプのなかをとおっている. このパイプのなかに光ファイバーをとおそうとした. なにも問題がおこらなければ,壁からさしこんだファイバーが外壁に到達するはずだ. ところが,40 m すすんでも外壁に到達しない. そこでどうしたか?

業者はパイプがどの壁あるいは天井をとおっているのかを音で確認しようとした. パイプのなかで音をだすために,さしこんだファイバーをすこしだしてはまたいれるという操作をくりかえした. パイプは蛇腹になっているので,こうすると先端がこすれて音をたてる. その音がどこからきこえるかをきいて,パイプの場所を確認しようとしていた. 予想していなかったローテクの使用だ.

しかし,いくら訓練されているとはいっても,家のなかの音響は複雑だ. こうやってでる音から音源をもとめるのは容易でない. 結局これでは対策できず,パイプがやぶれていると推定して,そのパイプをとおすのをあきらめた. かわりに,すでにあったインターネット用同軸ケーブルひきこみのための穴をとおしてファイバーをいれることになった. 結果的にはやくにたたなかったが,それゆえ比較的長時間にわたってローテクがつかわれていたので,印象にのこった.

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