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核密約の存在をあばいた民主党政権の歴史的な意義

自民党政権時代には決してあきらかにされることがなかった米軍による核兵器もちこみに関する密約の存在が,民主党政権のもとであきらかにされた.

ことが重大であるだけに,民主党はことさら自民党を追及する姿勢はみせていない. しかし,前政権までその存在が否定されてきた密約の存在があきらかにされたことは,自民党にとって痛手であることはまちがいない. 歴代の首相が国民をだましつづけてきたことがあきらかにされたわけだから… 自民党が政権に復帰するのは,これでますます困難になったといってよいだろう.

朝日新聞は 「ウソが足元から崩されたのだ. 政権交代がなければ実現しなかったに違いない」 と書いている. この問題は民主党が政権をとったことの歴史的な意義をあらためて,あきらかにしたといってよいだろう. それと同時に,今後,非核三原則と核兵器もちこみとの関係をどうしていくのかという課題を民主党政権につきつけているともいえる.

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