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書評:社会・経済, 社会・経済

どうして不可能性の時代とよぶのか,わからない ― 大沢 真幸 著 「不可能性の時代」

この本からえられるものはおおいが,論理に飛躍がおおいため,消化不良のままでおわってしまう. 本のタイトルの 「不可能性の時代」 については 「虚構の時代の後に,現実を秩序づける準拠点となっているのは,この認識と実践から逃れゆく 「不可能なもの」 である. [中略] われわれが今,その入り口にいる時代は,「不可能性の時代」 と呼ぶのが適切だ」 と書いているが,これで 「不可能」 が適切な呼び名であるとは到底,納得できない.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 不可能性の時代@ [bk1]不可能性の時代@Amazon.co.jp

注記: BK1書評Amazon.co.jp書評 に投稿しています.

キーワード: サブカルチャー

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