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生活:住宅・設備, 環境・エネルギー

暖房の分類と体感温度

暖房はその規模や燃料などによって分類されていることがおおいのですが,省エネルギー,温暖化などの観点からすると,もっとちがった分類が必要なようにおもわれます. なぜなら,ファンヒーターやエアコンなどのような風をおこすしくみでは,風のために体感温度がひくくなるとかんがえられるからです. 環境省などでは暖房温度を 20℃ 以下にするように推進していますが,実際には 20℃ ではさむいというので,まもられていないのが実情です. 熱を拡散させるためにつかうしくみや空気環境 (風など) までうまく制御しなければ,快適でかつ省エネ・エコロジー的な暖房を実現することはできないのではないでしょうか?

暖房の分類としては,たとえば世界大百科事典第 2 版 (ネットで百科) の 「暖房」 の項目では暖房の規模 (個別暖房と中央暖房) を中心に分類していますが,「放射暖房」 というカテゴリーもとりあげられています. また,Wikipedia の 「暖房」 の項目 (2008-1-20 現在) では,「熱伝分類 (伝熱・放射・対流)」 という分類がとりあげられていますが,この分類法に関しては説明はありません.

とりあえず,みぢかな暖房器具を分類してみます.

  • 空気流型
    • 送風型: ファンヒーター (FF 型をふくむ,石油,ガス,電気等),エアコン
    • 対流型: 対流型ストーブ (石油,石炭等),パネルヒーター (温水,オイル等)
  • 熱輻射型: 反射型ストーブ (電気,石油等),火鉢
  • 熱伝導型: 床暖房,ホット・カーペット

これらについてコメントしてみます. 空気流型とくに送風型では風のために体感温度がさがるとかんがえられます. 対流型によっておこされる風はよわいので送風型よりは体感温度という点では有利だとかんがえられますが,室内の温度差がおおきくなりがちです. 熱輻射型は風によらずに熱を比較的とおくまでつたえられるので体感温度に関しては有利ですが,現在の器具ではへやのはしまで熱をつたえるのは困難です. 熱伝導型は熱をつたえるという点ではもっとも不利です. ホット・カーペットは基本的に補助的な器具としてしかつかえませんし,床暖房はへや全体をあたためるには対流にたよらざるをえないとかんがえられます. また,熱を近傍にしかつたえられないため,効率はよくないとかんがえられます.

なお,こたつなど,ここでは分類しにくいものもあります.

ここで分類した暖房器具はいずれも古典的なものですが,比較的すくないエネルギーで体感温度をかせぐことを目標におくなら,もっとあたらしいかたちの暖房が可能なのではないでしょうか?

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