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知的生産とリテラシー:印刷・フォントとレイアウト

ファイルメーカー Pro で宛名を印刷した年賀状

正月がおわったところですが,年賀状の宛名の印刷には 20 年ちかく,ファイルメーカー Pro (FileMaker Pro) Version 3 をつかっています. 最近ではもちろん専用のソフトがいろいろあって,そのほうがきれいに印刷できるわけなのですが,もともとは Macintosh IIX 上でファイルメーカーをつかって管理していた住所データベースをそのまま Windows 上にうつして,そのまま印刷しています.

住所データベースはもともとは PC9801 上の dBase II というソフトをつかってつくっていました. それを変換して Macintosh IIX の FileMaker にとりいれました. Macintosh IIX はアメリカに住んでいるときに買ったものなので,FileMaker II も英語版だったはずです. 日本にかえってから日本語版の FileMaker Pro を買いましたが,その後 Version 3 まではバージョンアップし,その後のバージョンアップには追随せずに,いまだに Version 3 をつかいつづけています. その間に OS は Windows NT 3 から NT 3.5, NT 4, XP, Vista とかわりましたが,OS をかえるとうごかなくなるソフトがおおいなかで,ファイルメーカーは多少の問題はあっても,うごきつづけています. 当時はこの住所録をほかの目的にもつかっていましたが,管理がめんどうなので,いまでは年賀状の印刷にしかつかっていません. (名刺をデータベースにとりこむようなことも,していません.)

FileMaker Pro (Ver. 3) では印刷文字の間隔を調整する機能がないので,郵便番号が 3 桁だったときには赤枠にあわせて印刷すると文字がおおきくなりすぎて,はみださずに印刷するのは困難でした. 郵便番号が 7 桁になってからはもうすこしバランスがとりやすくなりましたが,それでもやや文字がおおきすぎるのが難点です. 宛名はたてがきにするのが困難なので,よこがきになっています. そのため自分の住所を宛名とおなじ面に印刷するのは困難ですが,これは文面といっしょに印刷すればよいので,問題はありません.

不便な点はいくつかありますが,いまさら変更する理由もないので,たぶん,これからも当分,年賀状の宛名はファイルメーカーで印刷することになるでしょう.

キーワード: Apple, アップル, Macintosh, マッキントッシュ

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