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プライバシーに配慮した行先検出法

東京工科大学の 星 徹 先生の話をきく機会がありました. いろいろな話をききましたが,そのなかに,スイカ (Suica) などにはいっている FeliCa (フェリカ) をつかった行先表示システムがありました. 部屋にはいるとき,でるときにスイカなどをつかってチェックイン,チェックアウトすれば,どの部屋にいるかがみんなにわかるというシステムです. ひとにしらせたくないときはチェックインしなければよいので,プライバシーがまもれるわけです. 携帯電話の GPS などをつかった行先 (あるいは通過場所) 検出システムにおいては自動的に場所を検出するのでプライバシーをまもるのが困難です. ひとにしらせてよいときでもチェックアウトをわすれたりしてシステムを混乱させることがあるのが欠点ですが,こういうプライバシーに配慮した方法が普及するとよいとおもいます.

Suica.jpg 最近,親に安心感をあたえるために,こどもに携帯電話をもたせて特定の場所をとおったときに通知したり現在位置がわかるようにするようになっています. しかし,この方法はこどもの意志にかかわらず場所をしらせてしまうので,問題があるとおもいます. おとなだったら,このような方法で他人に場所をしらせるのをいやがるでしょう. こどもだからそれでもよいということがあるでしょうか? こどもが自分の意思で通過場所をしらせるようにするほうが教育的なのではないでしょうか?

OsaifuKeitai.jpg こどもは通過場所をしらせることによって親を安心させたり,逆にしらせないことによって親を不安にさせたりすることができます. 通過したのにしらせるのをわすれることもあるかもしれませんが,それもふくめて,こういうやりかたのほうが人間的でよいようにおもえます. 携帯電話にも FeliCa が内蔵されるようになってきている (つまり,おさいふケータイなどが普及してきている) ので,それをつかえば,携帯電話でこの方法をとることもできるはずです. 親は心配なら電話したりメイルをおくったりすることもできますから,有無をいわせず検知するような方法をとる必要はないのではないでしょうか?

キーワード: プレゼンス, ケータイ, 位置検出, 行先検知, 位置検知

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