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情報通信博物館

電話器か電話機か?

「でんわき」 ということばに対する漢字として 「電話器」 と 「電話機」 とがあります. どちらがただしいのでしょうか?

Google で検索してみると,「電話器」 の検索結果は 7 万件,「電話機」 の検索結果は 602 万件であり,「電話機」 のほうが圧倒的です. たしかに,現在の電話機は IC などがはいっていて,「機」 ということばをつけるにふさわしいものでしょう. また,IP 電話機にいたっては基本的にコンピュータなので,単なるうつわ (器) でないことはあきらかです.

しかし,もともと 「でんわき」 はほとんどパッシブなものであり,「機」 の字をつかうにふさわしいものではありませんでした. 従来の電話においては交換機ネットワークがインテリジェンスをもち,端末である電話器はインテリジェントなものではありませんでした.

そういうわけで,このブログ項目をみてもらえばわかるように,私自身は最近,この 2 つのことばをくべつして,両方つかうようにしています. 基本的には IP 電話機のようにインテリジェントなものには 「電話機」 という字をつかい,従来の電話網につながるインテリジェンスのないものには 「電話器」 という字をつかっています.

Pioneer-phone.jpgとはいえ,グレイ・ゾーンに属するものがあるのはたしかです. 私のうちでは発信者番号を通知しない呼に対しては着信拒否するように設定していますが,このような設定は電話機がインテリジェンスをもっていなければできません. グレイ・ゾーンに属するものをどうするかは,いわばどちらでもよい. そもそもこんなブログ項目を書くことじたい,気にしすぎかもしれません.

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