このホームページには写真もなくてわかりにくいので,いくつかの写真を最初においてみることにした. いつも最初にくるように,日付を細工している.

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これまでこのブログのために louvre-kkz.biz というドメインをつかってきたが,このドメインの維持にコストをかける理由がないとおもうので,URL を https://kanadas.com/louvre/anowner-blog/ に変更する.

もうここには書かないつもりでいたが,もうひとつ,書いておきたくなった. 榊 淳司 著 「マンションは日本人を幸せにするか」 という本を読んでの感想だ.

しばらく書いていなかったが,昨年,管理組合の理事長の努力で大規模修繕や費用のみなおしがすすんだ.私自身はここ数ヶ月のあいだに売却の手続きをすすめて,それも完了した.売却したので,このブログもこれで完全にフリーズする.

空室になっていたへやが,ようやくうまった. あいてから 3 ヶ月以上かかった. 最初のうちは仕事にかまけて放置していたが,最後の 1 ヶ月以上はいろいろかんがえ,管理会社に連絡もとった. その結果わかった効果的な空室対策とは...

あいていたへやは 2 週間ほどまえに,いったん契約日まできまった. ところが,直前に入居予定者に突然,連絡がとれなくなったということで,キャンセルになってしまった. 2 〜 3 年まえにも似たようなことがあった. おなじマンションのほかのへやでも似たようなことがおこっているようにみえる (知りあいではないので,なにがおこったのかよくわからないのだが). どこかに問題があるようにおもえる.

私は賃貸用のワンルーム・マンションの 1 室を所有している. 現在は管理組合の理事長もしている. サラリーマンなので,管理は基本的に TFD エステートという会社にまかせて,ふだんはこのマンションのことをかんがえもしない. しかし,最近は住人がしょっちゅういれかわるので,そうするとマンションのことを意識せざるをえなくなる.

しかも,最近はいったん空室になると,なかなかうめることができない. ここ数ヶ月空室になっていたへやをようやくうめることができた. それをうめるために,TFD エステートにまかせきりでなく,いろいろこころみた.

住人を獲得できたのがそれに効果があったからかどうかはかならずしもわからないが,いろいろかんがえて,やってみたことを,すこしブログというかたちでのこしておくことにしようとおもう. というわけで,しばらくは日記ではなくてむしろ過去のことを書くことになる.

ルーブル上北沢は建築以来 13 年をへて,そろそろ大規模な修繕工事が必要な時期がせまっている. そこで,管理組合の理事長をしている私としては,すこし本など読んでしらべてみた.

図表が多用されていて,大規模修繕を全体的にとらえるのによい. また,事例の写真が多数掲載されているので,わかりやすい. 事例のなかには,いたみがひどくて修繕が必須だったケースもあり,それほどではないが定期的に大規模修繕をするのがよいとかんがえて実行されたケースもあるようだ. 築 17 年ではじめての大規模修繕をしているケースもある. いろいろなケースをみることで,読者が自分のマンションをどうすればよいか,ヒントがえられるだろう.

評価: ★★★☆☆

14 の大規模修繕の実例がとりあげられている. ヒントになる点はいろいろあるが,各例の記述はあまりにみじかい. もうすこしくわしく書かないと,これからとりくもうという管理組合の参考にはなりにくいようにおもえる.

評価: ★★☆☆☆

あるマンションで大規模修繕工事がどのようにすすめられたかを記録している. 総会は紛糾し,管理組合役員は苦労をかさねて,ようやく工事を実現している. こうならずにすませるにはどうすればよいか,この本からまなぶことができるだろう.

評価: ★★★☆☆

マンションの管理組合が修繕計画をたてて,それをどのようにすすめていけばよいかが書かれている. 建物の各部分や設備についてそれぞれくわしく説明し,計画についても詳細な項目があげられている. ここまでやる管理組合はなかなかないのではないだろうか. ここまで書かれると,むしろ,退いてしまう.

評価: ★★☆☆☆

塗装を中心とする修繕工事をてがけてきた著者は,管理会社や業者のいいなりになるマンションの大規模修繕のムダを指摘する. 著者の会社ではどうやってコストダウンをはかっているかを,足場,下地補修,塗装など,工事の項目にそって説明している. 4 章だけは他の章とはちがって,著者のビジネスとくに自己破産させた会社について書いている. マンションの大規模修繕とは直接関係はないが,これはこれでおもしろい.

評価: ★★★☆☆

マンションの大規模修繕を管理会社のいうままにすると大損する,大規模修繕は管理組合中心でやるべきだと著者は主張する. 管理会社や業者のウソをみぬく方法や,修繕のコストをさげ,品質をあげるためのポイントや実例がいろいろあげられている. しかし,成功するためにはすくなくとも組合理事長が,それなりのやくわりをはたさなければならない. そんなに安易な方法はないということだ.

評価: ★★★★☆

空室になったマンションの部屋にはいると,まずキッチンのながしからくるにおいが気になる. それほどつよいわけではないし,つかっていれば消えるか,他のにおいのほうがつよくなるだろう. しかし,これも新築なら,ないはずのものだ. 部屋の価値をさげているということができるだろう.

マンションがふるくなってくれば,いろいろ不都合なところがでてくる. それに対策をしなければ価値がさがって,賃貸料もさげざるをえなくなる. 私が所有するへやについても,いくらかさげているのだが,それほど大幅ではない. デフレがつづいていることをかんがえれば,それに対応する程度だということもできるだろう. しかし,においや床のきしみが解決できずにいるので,建築当初とおなじ価値があるとはいいがたい. べつの記事に書いたように対策しようとはしているのだが,あまりうまくいっていない.

フローリングやベニアにカーペットをはった床は,たててから 10 年以上もたつと,あるくとギシギシ,あるいはピシパシと音がする場所がでてくる. 原因はいろいろあり,対策もいろいろあるようなのだが,なかなかなおすのはむずかしいようだ. マンションの部屋の床のきしみをなおそうとこころみたが,うまくいかないまま,部屋はうまってしまった.

マンションの窓から外をみると,外壁の雨だれが気になる. それをきれいにするのに,どういう洗剤をつかうのがよいか,Web で検索した. あまりよいキーワードをおもいついていないためか,でてくる情報はかぎられている. そのなかで Magic Amadore というのが比較的めだっていたので,それをためしてみることにした. たしかに,それなりにおちるのだが,そうはいってもそんなに楽な仕事ではなかった.

最近はドアホンで客人の顔をみたいとおもうひとが多いようだ. 家庭でもテレビドアホンをつけるひとがふえているが,ワンルーム・マンションでもテレビドアホンがついていることがウリになるようだ. そこで,マンションの部屋があいたのを機会にドアホンを交換してみようとかんがえたのだが,結局はセキュリティ機能が維持できないということで断念した.

部屋が空室になっているあいだに,トイレの便座を自分で温水洗浄便座にとりかえた. これまでトイレの便座の交換を自宅で 2 回やってきたので,プロ級だ :-) 3 個とも Panasonic / National の製品だが,今回は自分がつかう場所ではないので,できるだけメンテナンスにてまがかからないものを選択した.