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ネットワークの仮想化 アーカイブ

2007-11-23

概説

ネットワーク・アドレス変換 (Network Address Translation, NAT) はインターネット上のパケットがふくむ IP アドレスやポート番号を別のものに変換する技術である. おもにプライベート IP アドレスを使用するホストからインターネットにアクセスするために使用される.

インターネットではもともと,接続されているすべてのルータやホストにそれぞれ大域的な IP アドレス (グローバル IP アドレス) をわりあてていた. しかしインターネットに接続されるホストが著しく増えたため,約 43 億個しかない IP アドレスは不足するようになった. こうした状況へ対応するため,ローカルなネットワーク内にあるホストにはプライベート IP アドレスをわりあて,インターネットに接続するときにだけグローバル IP アドレスを使うようにする技術が開発された. このときにプライベート IP アドレスとグローバル IP アドレスの変換をする機能が本来のネットワーク・アドレス変換 (NAT) である.

アメリカ以外の国,たとえば日本などではわりあて IP アドレス数に比べてコンピュータの普及が著しいため,IP アドレスが不足しやすい. 最近の予測によれば 2010 年ころに IP アドレスが枯渇するといわれている. したがって,これらの国においてはネットワーク・アドレス変換は特に重要性が高いといえる. 日本向けに発売されている ADSL や FTTH などに対応したブロードバンド・ルータにおいては,業務用,家庭用を問わずネットワーク・アドレス変換を持っていることが多い.

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2010-01-15

佐宗 [Sas 08a],佐宗 [Sas 08b] をもとに,Juniper Networks におけるネットワーク仮想化についてまとめる.

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