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DIY (日曜大工) とものづくり・実験:3 次元印刷 (3D printing)・CAD

螺旋 3D 印刷をアピールするにはアーティストになるべき ?!

螺旋 3D 印刷によるビジネスを成功させるため,昨年はデザイナとのコラボレーションをめざしてきた. それが成功しないので,今年は自分がデザイナになろうとしてきた. しかし,自分がめざすべきなのはデザイナではなくてアーティストなのだとおもうようになった. 「デザイナとアーティストとのちがいは前者が問題解決をするのに対して後者は問題提起をすることだ」というひとがいるが,螺旋 3D 印刷に関してはまだ解決するべき問題が提起されていないのではないかとおもうからだ.

これまで,螺旋 3D 印刷を事業的に成功させようとして,コラボレーションしてくれるデザイナをさがしたり,自分がデザイナになろうとしてきた. 私のバックグラウンドは技術者・研究者だ. 技術者・研究者として,これまでなかった螺旋 3D 印刷の技術を開発してきた. しかし,それを世にだすためにはデザインが必要だと,2 年以上まえからかんがえてきた. そのため,まずはコラボレーションをしてくれるデザイナをさがした. それが昨年の主要な課題だった. しかし,ひとりのデザイナと数ヶ月の模索をし,それが失敗したあとも何人かのデザイナと話をし,契約直前まで到達した相手もいた. しかし,それも失敗におわったので,とりあえず自分がデザイナになろうとかんがえた. 今年はその路線をはしってきたつもりだ.

最近,「ART SCIENCE IS」という本を読んだのだが,そのなかに「アートは問題提起であり,デザインは問題解決」という表現があった (木村浩康によるもの). このことばが,私にささった. Web でさがしてみると,デザインが問題解決だというのはむしろ常識のようだ. その一方で「アートは問題提起」と書いているひとはそれほどおおくない. しかし,問題解決としてのデザインと対比するとき,この表現はもっともらしい. 「アートは自己実現」と書いているひとがおおいが,このほうがピンとこない.

デザインが問題解決であるのならデザインにさきだって問題が提起されていなければならないが,螺旋 3D 印刷に関して提起されている問題 (課題) はあるだろうか? 私自身はガラスやプラスティックでこれまでできなかった微細な表現とか,これまでにない照明器具や電球をつくることが螺旋 3D 印刷の課題だとかんがえている. つまり,螺旋 3D 印刷を使用することで,フィラメントによる反射・屈折によってこれまでにない変化する光をはなつ照明を実現することである. しかし,それは世にみとめられた課題ではない. まず問題提起しないことには,はじまらないのではないだろうか? そして,問題を提起するためにはこれまでにない微細な表現や照明の例をアートとしてしめす必要があるのではないだろうか? 問題をことばで表現してもアートにはならず,アピールしない. 問題を提起したと世にみとめられないだろう.

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