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インテリア・家具・機器の博物館:エアコン (空調), 生活:介護, 生活:住宅・設備

既存のエアコンで玄関・廊下・階段室のゆるい暖房ができた

風呂と脱衣室はエアコンで暖房している (「エアコンによる脱衣室と風呂の暖房」) が,家のなかでも玄関から廊下・階段室のあいだはこの冬には 10℃ くらいまでさがって,さむかった. この寒さは高齢者にはとくにきびしいので,あたらしいエアコンの設置もかんがえたが,あまりよい案がなかった. 脱衣室のエアコンをうまくつかうことで,この部分も 15℃ くらいを維持できるようになった.

居室の暖気をこの空間にみちびくと,居室に寒気がはいりこんでしまうので,脱衣室のエアコンを利用することをかんがえた. このエアコンは浴室のドアをあけておくとそこに風がいくように設置している. そのため廊下には風がいきにくいが,それでもある程度はこの空間を暖房することができるだろうとかんがえた. しかし,条件はあまりよいとはいえないので,そんなにうまくいくとはおもっていなかった. (左下の写真が廊下.左奥が脱衣室,右に階段の 1 段めが見えている)

最初は 20℃ の設定にしてみたが,16℃ にすればかなりバランスよく暖房できることがわかった. 廊下や階段をあたためるためには脱衣室のドアをあけたままにする. 20℃ に設定すると廊下は 15℃ まであがったが,脱衣室は必要もないのに 20℃ になる. そこで,設定温度を最低の 16℃ にまでさげてみた. そうすると,脱衣室は 16℃ になり,1 階の廊下は 15℃,階段室から 2 階の廊下も 15℃ になった.階段室の上は勾配天井になっている (右下の写真) が,そこの温度を赤外線温度計ではかってみると,14℃ 台になっている. つまり,かなり均等に暖房できることがわかった. 階段室が脱衣室にちかいことが成功したひとつの理由だろう. このエアコンの能力からかんがえて全体を 20℃ にすることはできないとかんがえられるので,これがたぶん最適なやりかただ. ここまでうまく全体を暖房することができるとはおもっていなかった.

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