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DIY (日曜大工) とものづくり・実験:3 次元印刷 (3D printing)・CAD, インテリア・家具・機器の博物館:照明器具・ライティング

螺旋走査線 3D 印刷と照明器具に関するコラボレーションのかたち

私が開発した螺旋走査線 3D 印刷の有力な応用は照明器具 (のシェード) だとかんがえている. それを実用化するには私だけではできないとかんがえているので,コラボレーションのかたちを模索している. すでに実現したのは中野ブロードウェイの 3D プリンタ屋を拠点にしたワークショップ中心のかたちと,デザイナーとのコラボレーションだ. 後者は closed なプロジェクトなのでこまかいことは書けないが,ここではコラボレーションのかたちをおおまかにまとめてみたい.

螺旋走査線 3D 印刷の技術に関しては,できるだけ公開するようにしているが,いまのところ試行錯誤しないとできない部分もすくなくないので,いまのところそれをつかいこなしているのは私だけだとかんがえられる. この技術に関してはいくつかの特許を申請しているが,それらはすでに申請ずみなので秘密はほとんどない. 方法は特許のほかいくつかの論文 (「金田の論文」参照) に書いているし,ソフトウェア中心の方法なので使用する Python API (ソフトウェア・ライブラリ) は公開している. しかし,その API を使用したプログラムで印刷するにはすくなからぬパラメタを指定する必要があり,そのおおくは実際にためしてみないときめられない. なぜかというと,適切なパラメタを指定しないと造形物がかたちをなさない (くずれたり,変形したりする) からだ. あるいは,かたちをなしても白濁したり,透明感がなくなったりすることもある. これらのパラメタを自動的にきめるのはいまのところ困難であり,ある程度の試行錯誤を必要としている. いまのところ,この試行錯誤をやっているのは私だけだとかんがえられる.

したがって,もしこの技術をつかってひとりだけでものづくりするのであれば,それができるのは私だけということになる. しかし,それを応用して実用化するにはさまざまなことが必要になり,それをすべて私ひとりでやることはできないとかんがえている. だから,コラボレーションを模索している.

コラボレーションにはさまざまなかたちがありうるが,そのひとつの理想型はできるだけひろくコラボレータをもとめるやりかただとかんがえられる.3D 印刷は一般のひとの手がとどくものだから,それを実現するのがこのやりかただ. 昨年 7 月末までは会社づとめをしていたので,あまり時間がとれなかった. そのためにコラボレーションの模索をはじめたのは 8 月からだが, まず最初におとずれたのが中野ブロードウェイの 3D プリンタ屋だ. そこですでに 1 回,ひろく参加者を募集してワークショップを実行した (実際の開催場所は ICTCO). そして,さらにつぎのワークショップを企画している. ここでは 3D プリンタ屋と関連のスタッフがコラボレータだが,さらに一般参加者もコラボレータだとかんがえることができる. 現在はワークショップというイベントとしてやっているが,これを発展させて Web 上で常時,参加できるサイトのかたちにすることができるのではないかとかんがえている.

これとは逆の理想型は 3D 印刷のプロセスに密に少数 (たとえばひとり) のコラボレータをまきこむ方法だ. コラボレータとしてはまずデザイナーをかんがえている. これについては別項にアイデアを書いた. 私がかんがえた理想型のとおりにはならないだろうが,すでにこの方向でひとりのデザイナーとコラボレーションをはじめている.

デザイナーとのコラボレーションは基本的には closed だが,そこでえられたものを他のコラボレーションにいかすことは可能だとかんがえられる. デザインそのものやキモとなるデザイン・プロセスは公開できないだろうが,開発したツールはほかでも使用することができるとかんがえられるし,デザイン・プロセスも他に応用できるとかんがえられる. 会社づとめしていたときは情報は基本的にすべて社外秘にせざるをえなかったが,今後はキモの部分以外はできるだけオープンにしていきたいとかんがえている.

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